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木 Archive
モミジバフウ
- 2017年10月31日 21:08
- 木
きょうでもう10月も終わりですね。
台風が2回も来た10月でした。
さて、10月初めに撮ってまだアップしていなかった植物の中から
「モミジバフウ」をお届けしたいと思います。
カエデの葉に似たフウ(漢名「楓」の音読み)という意味で
名付けられました。
(それぞれの写真内をクリックすると大きい画面に変わります。)
別名は「アメリカフウ」と呼びます。
北米中南部~中米の原産で、我が国には大正時代に渡来しました。
秋に紅葉し、公園や街路樹に植栽される落葉高木です。
葉は5~7裂します。
樹皮は淡い褐色で浅く縦に裂けます。
垂れ下がる球形の実には堅い棘があり、秋~冬に茶色に熟します。
マンサク科の植物です。
★↓こちらへもお立ち寄りいただけるとうれしいです(*^^*)。
本日、mushifab更新しました!
「アシブトハナアブ」です。
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エゾエノキ
- 2017年10月21日 10:20
- 木
ここずーっとお天気が雨模様ですが、あすはこちらにも
台風が来るかもしれないとのこと・・、
またベランダの鉢植えの移動が必要かな?と思いつつ、
きょうは三河の山地で出逢った「エゾエノキ」をお届け
したいと思います。
「蝦夷榎」と書きます。
(それぞれの写真内をクリックすると大きい画面に変わります。)
山地に見られる雌雄同株の落葉高木です。
高さ15~20メートルになります。
葉は互い違いに付き、葉の縁には基部から先まで
尖ったギザギザがあります。
卵状楕円形の葉の咲きは尾状に伸びて鋭く尖っています。
また、側脈は葉縁に達していないようです。
葉裏は緑灰色で葉脈が浮き出ています。
花や実も見たいものです。
北海道、本州、四国、九州に分布します。
ニレ科(APG分類ではアサ科)の植物です。
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「イチモンジチョウ」です。
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シキミ
- 2017年4月15日 13:44
- 木
お昼前、空模様が急変し強い雨が降って来て、
あわてて洗濯物を取り込みました。
昨日は分離帯のベニバナマンサクが綺麗に開花していました。
さて、きょうは・・
花がいっぱい咲いているシキミの花をお届けします。
画面左上に少しヤブツバキの赤い花が見えますが、
真ん中の木がシキミです。↓
(それぞれの写真内をクリックすると大きい画面に変わります。)
常緑小高木で光沢のある葉は互い違いに付きます。
透明感のある淡黄色の花は直径約2.5~3センチ程です。
花が密に付いていました。
細い花びらが十数枚付いていて、雄しべが多数あります。
シキミ科の植物です。
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オタフクナンテン
- 2016年12月28日 10:58
- 木
今朝、少し寒かったけど良いお天気!
なので、これからお墓参りに行く予定・・。
天気予報ではこちらはこれからしばらくお天気が良いとのこと。
初日の出の見られる可能性があるかも・・(*^^)v。
きょうは「オタフクナンテン」をお届けします。
「お多福ナンテン」と書き、縁起がいいから・・と園芸店など
結構あちこちで見かけます。
(写真内をクリックすると大きい画面に変わります。)
色の少ない冬の庭に、赤い色が目を引くオタフクナンテン。
ナンテンの仲間です。
高さが30~50センチ程で生垣などに使われています。
晩秋~冬に葉が紅葉する園芸種です。
中国原産です。
メギ科の植物です。
<お知らせ >
本日、mushifab更新しました!
併せてご覧いただけると幸いです。
「コゲラ」です。
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☆今年もあと少しを残すばかりとなりました。
今年、様々な被害に遭われた方々のことを想って、
この一年無事に暮らせたことに感謝しつつ(^人^)、
これでfab2016年最後の更新とさせていただきます。
私事ですが、今年9月に、連れ合いがアンドロイドスマホを使って
調べる植物検索図鑑を出すことができたことはうれしいことでした。
まだ10数個しか売れていませんが、試供版は100数人の方に試して頂けた
ようでとても励みになっています(*^^*)。
もし、よければ・・
◎ページ右上のバナー、試供版「街野植物図鑑」よりお入りいただくと
うれしいです(#^.^#)ゞ。
さて、fabには今年もたくさんの方にお立ち寄りいただき、
厚く御礼申し上げます。有難うございました。
それでは皆様、良いお年をお迎えくださいm(_ _)m。
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マグワの黄葉
- 2016年12月11日 08:04
- 木
朝からいいお天気です。
ベランダのガーデンシクラメンに陽が射してとても綺麗です。
きょうは黄葉したマグワ(真桑)をお届けします。
中国原産で、もともと養蚕用に植えられたものだそうです。
庭木として実家の庭にもありました。
いつも車で通る道沿いのお宅の庭には、15メートル程にもなる
立派なマグワがあり、私の中では"気になる木"で、ついチラ見
してしまいます(^-^)ゞ。
下の写真は公園にあったマグワです。↓
(それぞれの写真内をクリックすると大きい画面に変わります。)
高さ6~15メートルになり、樹皮は灰褐色で縦に不規則な筋が入ります。
葉は長さ7~20センチ程で、互い違いに付いていました。
切れ込みのない卵形のものから3裂するものまであります。
葉先は尖りますが尾状にならず、縁にはやや粗いギザギザがあります。
葉表はざらつきますが、ほとんど無毛、裏面の脈上に毛があります。
クワ科の植物です。
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カリンの紅葉
- 2016年12月10日 14:00
- 木
2~3日前、カリンの実をお友達からいただきました。
昔、実家にあったカリンの木が思い出されます・・。
そろそろ、もみぢの季節ともお別れですね。
きょうはちょっと前に撮ったカリンの紅葉をお届けしたいと思います。
(写真内をクリックすると大きい画面に変わります。)
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メタセコイアの雄花と実
- 2016年12月 3日 17:44
- 木
午後、やっとチューリップの球根を植えることができました。
冬の到来を告げるビワの花やヒイラギの花も咲いています。
先日、公園で、花を付けているメタセコイアに出逢いました。
花は高い所で咲いているので、なかなかうまく撮れませんでしたが、
きょうはこのメタセコイアの雄花と実をお届けします。
隣りの木とせめぎあった状態なので、メタセコイアによくある
イメージの綺麗な円錐形ではありません。
最初、見た時は実なのか?とも思ったのですが、調べたら、
メタセコイアの雄花でした。
房状に長く垂れ下がる開花前の雄花序(冬芽)
(冬芽:晩夏から秋に形成され、休眠・越冬して、春に伸びて
葉や花になる芽。)↓
(それぞれの写真内をクリックすると大きい画面に変わります。)
アップで
・・↓
雌花は見たことがありませんが、在庫写真に雄花と共に
実は写っていました。
画面真ん中より左上あたりに球体の実が4個ほど・・↓
過去記事もご覧下さい→メタセコイアの黄葉
<お知らせ >
本日、mushifab更新しました!
「カメとコイ」です。
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ニシキギ
- 2016年11月30日 15:22
- 木
きょうで霜月も終わり・・カレンダーも残すところ後1枚。
空は鉛色の厚い雲で覆われ、お天気は下り坂~(^^;)。
喫茶店のテーブルに飾られた可愛いピンクの小菊が
元気をくれます。
さて、きょうは・・「ニシキギ」をお届けします。
紅葉が美しいので「錦木」と言います。
生垣に利用されることもある落葉低木です。
公園の生垣に利用されていました。↓
(それぞれの写真内をクリックすると大きい画面に変わります。)
枝に翼(板状のコルク質の突起)があるのが特徴です。
葉は楕円形で長さは5センチ程、縁には細かいギザギザがあります。
一番紅葉が美しい時にまた出逢いたいものです。
ニシキギ科の植物です。
★<お知らせ ①>★
本日、mushifab更新しました!
「秋のカルガモ」です。
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この度、連れ合いが植物検索図鑑を出しましたので、
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エノキ
- 2016年11月26日 20:00
- 木
とりどりの街路樹の並木・・、
トウカエデの緑、オレンジ、赤のグラデーション、
イチョウの緑、黄色、そろそろ終盤で落ち葉の季節ですね。
さて、きょうは・・今の季節、黄葉が綺麗なニレ科三兄弟の
ひとりのエノキ(榎)をお届けします。
公園にあったエノキです。↓
(それぞれの写真内をクリックすると大きい画面に変わります。)
山地に生え、境内などにも植栽されます。
また、街道筋の一里塚によく植えられています。
明るい林縁でよく育ちます。
高さ20メートル程になりますが、よく枝分かれして、
樹冠は横に広がります。
樹皮は灰黒色で、小さな皮目が多めですが、
割れ目などはありません。
葉は互い違いに付き、左右非対称の広卵形~広楕円形。
縁の上半分に波状のギザギザがあるものが多い。
側脈は葉の縁近くで上に曲がりギザギザの中へは入らない。
葉の元から出る3主脈が目立ちます。
葉の先は急に尖ります。
オオムラサキやヒオドシチョウやゴマダラチョウの幼虫の
食草です。
本州、四国、九州、沖縄に分布します。
ニレ科の落葉高木です。
<お知らせ① >
本日、久しぶりに mushifab更新しました!
「オナガガモの♀」です。
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ヤツデ
- 2016年11月23日 19:23
- 木
あちらこちらで紅葉便りが聞かれます。
渋滞にもめげず紅葉狩りに行かれた方もたくさんいらっしゃる
でしょうね。
マンションのケヤキは見頃は過ぎ、風にはらはら舞い散っています。
街路樹のイチョウの黄色の落ち葉も風に追い立てられるように
音を立ててランニングしていました。
あすはグッと気温が下がるとのこと・・。
そろそろ冬支度しなくては・・。
きょうは冬の花「ヤツデ」をお届けしたいと思います。
(それぞれの写真内をクリックすると大きい画面に変わります。)
花がボール状に付いていますが、ひとつの花は白くて小さく
径5ミリ程です。
開花前期(雄性期)の花では5枚の花びらと5本の雄しべがあります。
小さな花の真ん中のクリーム色の花盤には、たくさんの透明な
蜜の粒が見えます。
ヤツデは花が少ない冬の時期に、甘い蜜で昆虫をおびき寄せる
虫媒花です。
中でもハエが花粉を媒介する「ハエ媒花」だそうです。
花びらと雄しべが落ちると、雌しべの柱頭が伸びて
開花後期(雌性期)になります。
若い実です↓
球形の緑の実は径8ミリ程ですが、後に黒く熟します。
本州(茨城県以西)、四国(太平洋側)、九州(南部)の林内に
生えます。
ウコギ科の植物です。
過去記事はこちら→ヤツデの花
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ヒマラヤスギ
- 2016年11月20日 20:36
- 木
きょう、あのポケモンGOで有名になった聖地に行ってきました。
一時期よりは人出が減り、公園も多少落ち着いた様子でしたが、
若い中国の人のグループが大きな声でしゃべりあい、
お互いモデルになり写真を撮りあったりしていました。
きょうはここにあったヒマラヤスギをお届けしたいと思います。
原産地はヒマラヤ山脈西部の標高1500~3200 メートルの
地域だそうです。
明治12年頃渡来し、我が国では植栽されています。
高さは20-30メートル程、自生地では高さ60メートルにまで
成長し、幹の直径は3メートルに達するそうです。
太い枝が水平に広がり美しい円錐形の樹冠です。
(それぞれの写真内をクリックすると大きい画面に変わります。)
葉は長さ4センチ程の針形で、若い時は明るい緑色、後に
青緑色から緑白色に変化します。
短枝には数十本の葉が束生し、長枝には螺旋状に付きます。
松ぼっくりのような形をしているのを見付けました。
実かな?と思いましたが、どうも雄花のようです。
長さは3センチ程で淡緑色でした。
雌雄同株ですが、雌花は樹齢30年を超えないと花を付けないそうで、
なかなか見ることができないようです。
雌花は受紛して一年をかけて成長し、松ぼっくりになるようです。
熟した松ぼっくりは、松かさを開き、種をはがされて
風に乗って飛ばされます。
庭木や公園や大学キャンパスなどに植えられています。
樹皮は灰褐色で、細かく鱗片状に剥がれます。
名前は杉と付いていますが、マツ科の植物です。
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クスノキ
- 2016年11月18日 18:47
- 木
先日、なぜか?急に神社に行こうということになり・・(^-^)ゞ
前から少し気になっていたのですが、近場なのに初めて行った
神社でした。
きょうはここにあった大きな「クスノキ」をお届けします。
(それぞれの写真内をクリックすると大きい画面に変わります。)
なんと樹齢千有余年の立派なクスノキのご神木がありました!
こんな立派なご神木があるとは・・露知らず~(・_.)/ コケッ(^^;)
クスノキは暖地に野生する常緑高木ですが、このように神社等で
ご神木とされている巨樹も多いようです。
クスノキは楠という字で書かれたりしますが、本来、「楠」という
字は中国のタブノキを指す字だそうです。
ややこしい(^^;)
葉は互い違いに付き、長い柄があります。
葉をもんだりするとと樟脳の香りがしますヨ。
卵形で先の尖った葉は艶があり革質で、縁は波状になります。
葉脈がつけ根近くから3本に分かれることが特徴です。
径7-8ミリ程の緑色で球形の実は、10~11月に黒色に熟します。
熟すと小鳥たちが啄みます。
古い葉は秋に落葉し、そのときに紅葉します。
樹皮は暗灰褐色、短冊状に縦に裂け目が入るのが特徴です。
アオスジアゲハ、クスサンの食草(食樹)です。
ちなみに、奈良の中宮寺の国宝「弥勒菩薩半跏思惟像」は
クスノキ材で作られたそうです。
本州中南部から四国、九州、沖縄に分布します。
クスノキ科の植物です。
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ムクノキの樹肌
- 2016年11月15日 19:41
- 木
雨上がり~、街路樹が涙をためている~♪
きょうはとてもお洒落な某喫茶店でムクノキを見つけたので、
お届けしたいと思います。
ムクノキは山地に生えますが、公園や神社にも植えられています。
ムクドリやハト、ヒヨドリなど少し大きな鳥により種が運ばれ、
街でも見られますが、かなり高木になるので、人家に植えられた
ものは初めて見ました。
ムクノキは樹肌がかなり特徴的です。
少し前から喫茶店の窓から見える樹肌が気になっていました。
きょうは雨上がりのせいか?この前より少し赤味が強めの灰褐色
に見えました。
上を見上げて撮ると樹皮が灰色で白っぽい縦縞模様が見られます。
風にそよいで葉が一見丸っこく見えますが、縁のギザギザや側脈は
はっきり見えます。↓
(それぞれの写真内をクリックすると大きい画面に変わります。)
女主人が葉をとって下さったので、ムクノキの確証がとれました(*^^)v。
まずは葉に触るとざらつきます。
葉の表裏共に短い毛があるからです。
葉は卵状長楕円形で、先はシューッと細くなっています。
葉の元は広い楔形で、左右非対称です。
縁にはギザギザがあり、三主脈があり、その両側に側脈が見られます。
ムクノキの成木は灰褐色がかり特徴的な縦縞の樹肌です。
10日ほど前に撮ったものをご覧にいれます。
老木になると筋が割れて短冊状に剥がれていきます。
併せて読んでいただきたい過去記事はこちら↓
ムクノキ、
ムクノキの実
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シラキ
- 2016年6月 5日 17:44
- 木
お昼過ぎに雨も上がり、玄関のナンテンの花が
こぼれていました。
さて、きょうは・・三重県の渓谷で出逢った
「シラキ」をお届けします。
「白木 」と書きます。
材が白いので白木と名付けられたようです。
(写真内をクリックすると大きい画面に変わります。)
高さ4~6メートル程の落葉小高木です。
葉裏は淡緑白色です。
葉は互い違いに付き、長さ5~15センチ程で
先は尾状に尖っています。
5~7月に黄色い花を付けます。
その他、紅葉が綺麗なことで有名な木だそうです。
本州(岩手県・山形県以南)、四国、九州、琉球に分布します。
トウダイグサ科の植物です。
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ハナイカダの雄株
- 2016年4月17日 14:19
- 木
おととい、マンションのエビネが数輪咲きました。
街路樹の下で信号待ちをしていたら、足元にどこかで見た花が
いくつも落ちていたので、見上げたら、やっぱり!
イチョウの雄花がたくさん付いていました。
さて、先日訪れた可児川岸の植物をお届けしたいと思います。
隣りに川が流れて、反対側は崖があり、足元がぬかるんでいる
細い道を通り抜けると、光が射す所にあれっ?またまた、どこかで
見たような植物が・・。
葉に透けて見えるのは?
(それぞれの写真内をクリックすると大きい画面に変わります。)
小さな花の蕾のシルエットでした。
ハナイカダでした。
よく見ると雄株でした。
きょうは「ハナイカダの雄株」をお届けします。
光沢がある葉は互い違いに付き、縁には浅いギザギザがあり、
その先は芒(のぎ)状になっています。
葉の中程に雄花の蕾がいくつか集まっています。
まだ、花は開いていませんでした。
高さ1~3メートル程になる落葉低木です。
湿り気のある所が好きなようです。
ミズキ科の植物です。
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イヌガヤ その2
- 2016年3月30日 18:46
- 木
きょうは花曇りでしたが、サクラやシデコブシなどの街路樹の花が
咲き、にぎやかでした。
また、ベランダの手摺にベニシジミが翅を広げて日光浴に来ました。
さて、先日アップしたイヌガヤ、きょうはその気孔帯や雄花に付いて
紹介したいと思います。
(それぞれの写真内をクリックすると大きい画面に変わります。)
イヌガヤの葉は長さ 3~5センチ程。
葉裏は淡緑色で、主脈の両側に2本の白い太い気孔帯があります。
3~4月は直径1センチ程の小さなカリフラワーのような雄花が
いっぱい付いていました。
過去記事はこちら→ イヌガヤ
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タカノツメの冬芽
- 2016年3月20日 15:36
- 木
昨日19日、ここ名古屋のソメイヨシノが咲いたとの便りが
ありました。いつもより少し早めの開花とか・・。
きょうはお彼岸の中日、春分の日、風が強く吹きましたね。
昔から3月は強い風が吹く月と言われています。
車窓から見た公園の芽吹いた柳の枝もすごく揺れていました。
さて、先日出かけた里山の林縁で「タカノツメ」の冬芽に出逢いました。
「タカノツメ」というと唐辛子を思い出しますが、冬芽が
「鷹」の「爪」に似ているので、名付けられました。
冬芽は、長さ5~10ミリ程の卵形でした。
(それぞれの写真内をクリックすると大きい画面に変わります。)
写真真ん中の緑褐色の芽鱗に包まれたのが冬芽です。
葉が落ち、枝に痕跡が残ります。それが葉痕で、
この写真では冬芽の下にある細い三日月状の部分が葉痕です。
葉痕の中に点々とあるのは維管束(水や養分の通り道)の痕です。
ピン甘になってしまい、わかりにくくてすみません(汗)。
高さ5~15メートル程の落葉樹で、樹皮は灰白色で、ポツポツの
皮目がありました。
北海道、本州、四国、九州に分布します。
ウコギ科の植物です。
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クズの冬芽と葉痕
- 2016年3月17日 21:00
- 木
近所のサンシュユの花が満開で、モクレンも次々と大きな紫の花を
咲かせています。
マンションの庭では、色んな種類の椿が咲いて目を楽しませて
もらっています。
先日、やっと、クズの葉痕を撮ることができました。
(それぞれの写真内をクリックすると大きい画面に変わります。)
顔に見えますね~。誰の顔かな?
ヒョットコみたいにも・・(o^<^)o クスッ。
クズの顔面は前年の葉の葉痕で、目や口は維管束痕だそうです。
頭の上のつの?のような部分が、これから伸びていく冬芽にあたります。
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ヒノキバヤドリギ その2
- 2016年3月14日 09:14
- 木
朝から雨が降っています。
きょうは一日雨模様。
気温も二桁に届きそうにありません。
でも、分離帯の柵に絡みついたカロライナジャスミンの蕾が
大きくなっていました。
さて、土曜日に出かけた里山の中ではテング蝶が翅を広げて
日向ぼっこをしていました。
ヒサカキに花が付いていました。
尾根を歩いていたら、ソヨゴの実がいくつも落ちていたので、
上を見ると大きなソヨゴの木が頂上近くにありました。
まだ実が付いていたその木をよく見ると、「ヒノキバヤドリギ」が
寄生していました。
きょうはソヨゴについたヒノキバヤドリギをお届けします。
(それぞれの写真内をクリックすると大きい画面に変わります。)
ヒノキバヤドリギといえば、以前アップしたのはサザンカが宿主でしたね。
過去記事はこちら→「ヒノキバヤドリギ」
ソヨゴは痩せたアカマツ林など山地の乾いた林内で
よく見かける木です。
ソヨゴの根は細く、地表面に密に張り巡らされているそうです。
厚くて丈夫な乾燥に耐える葉があってこそですね。
ヒノキバヤドリギの宿主になるのは多くの場合、常緑広葉樹で、
サザンカ、ソヨゴの他、ヤブツバキ、サカキ、ヒサカキ、モチノキ、
ネズミモチなどが知られています。
次はどんな宿主に逢えるかな?
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オオカメノキの蕾
- 2016年3月13日 12:31
- 木
昨日、里山の笹藪の中から聞きなれない鳴き声が聞こえてきました。
何かの鳥が集団で来ているようです。
静かに見守っていると、次々と素早く小鳥が笹藪から
飛び出てきて、隣りのヒノキ林に移って行きました。
15~20羽ばかりの群れがビュンビュンと一羽ずつ、たて続けに
飛び出て林に移ってしまい、カメラを構える間もありません。
スズメよりちょっと大きめの体の鳥のようでしたが、
体全体の色もウグイスのような地味な色で、何鳥か?と
じぃ~と目を凝らしているのが精一杯。
ラッキー!ついに最後の鳥の羽根の色がチラッと見えました。
とても鮮やかな黄色と赤の羽根の色でした。
「ソウシチョウ」でした!
初めて見ました\(^o^)/。
ホントに綺麗で声も可愛い!
写真が撮れなかったのは残念ですが、見れただけでももうけもの!
ソウシチョウは「相思鳥」と書くそうです。
江戸時代からペットとして輸入され、飼育されてきたようです。
その糞をウグイスの粉(化粧品)の代用品として利用するため、
大量飼育されていたり、逃がしたり、逃げたりして、野外に定着
したと考えられています。
現在は外来生物法により特定外来生物に指定されたため、
飼育できません。
さて、前置きが大変長くなりましたが・・(^^;)
植物は・・昨日、オオカメノキの冬芽が展開して蕾になって
いましたので、それをお届けしたいと思います。
(それぞれの写真内をクリックすると大きい画面に変わります。)
落葉低木です。
上の方に蕾がいっぱいありました。
スイカズラ科の植物です。
是非、過去記事もご覧下さい→オオカメノキの冬芽
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ナガバモミジイチゴ
- 2016年3月 8日 20:12
- 木
3月は弥生。
草木がいよいよ生い茂る月「木草弥や生ひ月(きくさいやおひづき)」
が詰まって「やよひ」となったという説があります。
今朝は今までにない深い霧で幻想的な一日の始まりでしたが、
だんだんと晴れてきて、風も少なく春たけなわの気温となりました。
戸外でお着物姿のご婦人方がグループで集い、話に花が咲いて
いました。
源氏香の模様のお着物の方など帯付きで、特に目立って
おられました。
羽織姿の方も数人いらっしゃいましたが、申し合わせたように
皆さん長羽織。
まだまだ長羽織ブームは続きそう?
見渡せばアセビやツバキの花に小鳥が来ていましたが、柳の芽も
急に膨らんで来て、春らしい一日でした。
さて、きょうは里山にあった「ナガバモミジイチゴ」をお届けします。
「長葉紅葉苺」と書きます。
キイチゴで、6~7月に橙黄色に熟した実は甘くて美味しいです。
2月終わりの冬芽は長さ1センチ程の紡錘形で赤みを帯びていました。
(それぞれの写真内をクリックすると大きい画面に変わります。)
3月初めの様子・・
森に射す日差しも少し明るくなったかな?
茎に刺がたくさんあります。
はや、蕾が開きかけていたのもありました。
中部地方以西の本州、四国、九州に分布します。
バラ科の植物です。
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イヌガヤ
- 2016年3月 3日 20:27
- 木
きょうは雛祭りでしたね(*^^*)
灯りをつけましょ、ぼんぼりに~♪
こちらは気温が14度近くに上がり、春の陽気になりました。
我が家のお雛様も、飾った桃の花もちょうど満開となり、
菱餅やお供え物を前にしてご満悦?!
私も女性の節句で、何となくウキウキ気分の一日でした(#^.^#)
先日の日曜日に森へ久しぶりに出かけました。
まだ、蝶や虫の姿は見られませんでしたが、ウグイスの地鳴きが
聞こえたり、エナガやジョウビタキに逢えました。
花はヤブツバキの他、アセビの花が咲いていました。
ショウジョウバカマは先駆けの一輪だけが花開いていました。
あとはオオイヌノフグリの花が一面に群生していて綺麗でした。
さて、黄緑色の花粉をいっぱい散らしていた「イヌガヤ」を
きょうはお届けしたいと思います。
「犬榧」と書きます。
榧(かや)に似ているが、さほど役にたたないという意味から
名付けられたようです。
高さ5~10メートル程になる常緑小高木です。
(それぞれの写真内をクリックすると大きい画面に変わります。)
緑色の枝の左右に2列並んで、長さ3~5センチで幅3~4ミリの
線形の葉がたくさん付きます。
葉は先が尖り、見た目は針のようで硬そうに見えますが、
触っても全然痛くありませんでした。
雌雄異株です。
これは雄株で雄花が咲いていました。
丸っこい雄花は葉の脇に集まり、直径1センチ程でした。
その下の葉の上には落ちた花粉がいっぱい!
まるで抹茶の粉のよう・・。↓
岩手県以南の本州、四国、九州に分布します。
イヌガヤ科の植物です。
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ヒメユズリハ
- 2016年2月14日 09:57
- 木
昨夜からの雨がそろそろ止んで、雲間から明るい日差しが
時々射すようになりました^^。
きょうは春のような気温になるとTVが言ってます。
美術番組ではモネをやっています。
気候が良くなるとどこかへでかけたくなりますが・・。
さて、島の植物、きょうは「ヒメユズリハ」をお届けします。
「姫譲葉」と書きます。
葉がユズリハより小さいことから名付けられました。
(それぞれの写真内をクリックすると大きい画面に変わります。)
照葉樹林内に自生しますが、暖地の海岸付近に多く生え、
クロマツ、トベラやウバメガシと共に海岸林を成す
大事な植物のひとつです。
このように海岸沿いの尾根など風の強い所では低木状であまり
大きくなりませんが、風の弱い谷や、やや内陸で育った
個体では高さは10メートル程にまで生長するそうです。
厚めの葉は互い違いに付き、枝先に集まって付きます。
長さ4~15センチ、幅2~6センチ程の楕円形です。
葉の網状脈がはっきりしています。
革質で表面は光沢があり、葉裏は淡緑色です。
葉柄は1.5~5センチ程と長く、このように紅色を帯びる
こともあります。↓
よく見ると上の方の葉柄の付け根あたりに、
赤っぽい冬芽が出てたようです。
ちゃんと写真撮ってくればよかったな~^^;;
本州(福島県以南)、四国、九州、沖縄に分布します。
トウダイグサ科の植物です。(DNA判定ではユズリハ科です。)
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ハドノキ
- 2016年2月12日 12:45
- 木
どんよりとした曇り空で、お天気は下り坂・・。
でも梅の花はどんどん開いてきています。
さて、、島の植物はまだ続きますヨ~♪
きょうはまたまた地味な木、「ハドノキ」をお届けします。
高さ4~5メートル程になる常緑低木です。
湿った林縁で見られたこの木は2~3メートル程でした。
(それぞれの写真内をクリックすると大きい画面に変わります。)
風が吹いて揺れてしまいました^^;。
長楕円状披針形で長さ 5~10センチ、幅2~4センチ程の葉は
互い違いに付いています。
葉先はやや長く尖っており、縁には鈍いギザギザがあります。
葉は3脈があります。
葉柄は紅紫色です。
本州(伊豆半島~紀伊半島南部)、四国、九州(南部)、琉球に
分布します。
イラクサ科の植物です。
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ホウロクイチゴ
- 2016年2月11日 18:22
- 木
きょうは祝日でしたが、気温も二桁となり行楽日和でしたね。
近所でも梅が見頃でした。
午後、スーパーへ寄ったら、間近に迫ったバレンタインのチョコを
買い求める女性たちで賑わっていました。
チョコも気になりますが、私はイチゴがもっと気になります(笑)。
ちなみに先日行った某カラオケ屋さんの2月のマンスリースイーツは
イチゴでした~♪。
さて、きょうは、島で出会った「ホウロクイチゴ」をお届け
したいと思います。
「焙烙苺」と書きます。
「焙烙」は素焼きの平たい土鍋のことで、イチゴの形説と
葉の形説があるようです。
海岸近くの山地に生えていました。
(それぞれの写真内をクリックすると大きい画面に変わります。)
残念ながら、実は見られませんでしたが、葉は互い違いに付き、
長さ、幅とも 7~18センチ程の卵形でした。
フユイチゴによく似ていますが、より大きく、掌~顔の大きさです。
葉柄は2~5センチ程。
葉の縁は不揃いで鈍いギザギザがあります。
葉は厚く、表面は緑色で細毛が散らばっています。
ちょっとわかりにくいですが脈上に棘があるのがわかりますか?↓
葉裏は白褐色で、葉脈が網目状に浮き上がっています。
淡褐色の軟毛が密生しています。
つるは太く、淡褐色の毛が密生し、棘がまばらに生えています。↓
暖地の海岸近くの山地に生える常緑低木です。
伊豆半島以西~琉球まで分布します。
バラ科の植物です。
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オオバグミ
- 2016年2月 4日 11:16
- 木
昨日の夕方、スーパーへ行ったら...( ゜_゜;)ビックリ。!
駐車場待ちの車が列をなしていました。あっ!しまった!
節分で恵方巻きを買いに皆が来たのネ~、そういえば、
去年も知らずに来て・・店の入り口からなんでこんなに混んでるの?
と思ったのだっけ~_(・_.)/ コケッ。
ひえ~っ、早く買い物して退散しなくちゃとε=ε=ε=ε=┏(; ̄▽ ̄)┛
そんなこんなで、昨夜の我が家恒例の豆まきも無事済んで・・
今朝は立春!晴れて日差しが暖かそう?!窓を開けると、
斜め階下の庭にある白い梅が大きく花びらを広げています。
さて、島の植物の続きです。
きょうは海岸近くの藪で他の植物に寄りかかるようにして生えていた
「オオバグミ」をお届けします。
銀色の葉裏が特徴的です↓
(それぞれの写真内をクリックすると大きい画面に変わります。)
「大葉茱萸」と書きます。
別名を丸葉茱萸(マルバグミ) と言います。
海岸性の植物のひとつで、高さは2~4メートル程で常緑低木ですが、
枝を蔓状にのばします。
枝は高く上昇し伸びますが、分枝は下降します。
葉は長さ5~8センチ、幅4~6センチ程の幅の広い卵形で、先が尖ります。
縁は少し波打ちます。
互い違いに付いている葉は革質で、表面ははじめ銀色の鱗状毛が
ありますが、次第に落ちて深緑色になり光沢があります。
葉裏は鱗片が密生して銀白色です。
長めの葉柄があり1~2.5センチ程です。
樹皮は暗褐色あるいは灰褐色です。
実がそこここに付いていました。
長さ2センチ程の長い楕円形で、よく見ると実の表面にも
鱗状毛が密生しています↓。
この冬を越して春4月頃には赤く熟して食べられるそうです。
本州(関東以西)、四国、九州、琉球に分布します。
グミ科の植物です。
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ウバメガシ
- 2016年1月28日 11:15
- 木
朝からお日様がのぞき、窓を閉めていても、小鳥たちの声が
にぎやかに聞こえてきます。
さて、きょうは島にあった「ウバメガシ」をお届けします。
「姥目樫」と書きます。
若芽の時からから褐色であることを、老女に見立てて付いた
名前だそうです。↓
(それぞれの写真内をクリックすると大きい画面に変わります。)
海岸の植物のひとつで、他の植物が生えにくい、沿岸地域の
急傾斜地の岩場や、海岸近くの乾燥した尾根に多いです。
強い潮風など受けて木の姿は曲がっているものが多いです。
革質でやや硬く、表面は光沢がある楕円形の葉は互い違いに付いています。
ちょうど風が吹いて来てブレてしまい、すみません。↓
やや丸く艶がある葉の縁の上半分には、浅い波状のギザギザがあります。
成長が遅いため材は硬く、良質な木炭になります。
和歌山県でウバメガシから作られる炭が備長炭と呼ばれます。
備長炭は紀州田辺の木炭商、備中屋長右衛門の名によるものだそうです。
三浦、伊豆半島、紀伊半島などの太平洋側の暖帯の沿岸地方に分布します。
雌雄同種の常緑広葉樹です。
ブナ科の植物です。
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フウトウカズラ
- 2015年12月14日 11:44
- 木
冬の曇天に、ベランダのハナキリンの黄色とピンクの鉢植えが
彩りを添えてくれています。
さて、きょうは・・知多の海岸近くの林縁に生えていた
「フウトウカズラ」をお届けします。
「フウトウ」は封筒ではありません_(・_.)/ コケッ。
「風藤蔓」と書きます(^っ^;)。
「風藤」とはどんな植物をさしているのか?定かではないようです。
(それぞれの写真内をクリックすると大きい画面に変わります。)
気根を出し、大きな木に絡みつく長さ10メートル以上に伸びる
常緑つる性殖物です。
葉は互い違いに付き、1~2センチ程の葉柄があり、葉全体は卵形で
6~12センチ程、基部はハート形、先は尖ります。
葉裏には軟毛が生えていました↑。
雌雄異株です。
4~6月に3~8センチ程のひも状のクリーム色の花を、
葉と向き合ってぶら下げるそうです。
10月頃、直径4~6ミリ程の球形のコショウに似た実を房状に付け、
12~3月には赤く熟すそうですが、未だに見ることができない
でいます(u_u;) 。
関東南部以西、四国、九州、琉球に分布します。
潮風が吹いてくるような所に生え、あまり内陸部にはないようです。
コショウ科の植物です。
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ハンショウヅル
- 2015年6月14日 16:22
- 木
玄関のセンリョウに花が付いています。
ベランダの剣先咲きのミニバラが濃いピンクの花を二つ
咲かせています。
きのう、コンビニの軒先で、ツバメの幼鳥が何度もすぐそばまで
飛んで来て、楽しませてくれました。
きょうは、数年来会いたい、見たいと想い続けていた「ハンショウヅル」
にやっと出会えたので、お届けしたいと思います。
面の木方面で見つけました。
(それぞれの写真内をクリックすると大きい画面に変わります。)
「半鐘蔓」と書きます。
花の形が半鐘(カンカンたたいて火事の知らせに使う小さい釣鐘)に
似ていて、つる性の植物であることから名付けられました。
つる性落葉低木で、他の植物に絡みついて伸び、茎は暗紫色を
帯びることが多いようです。
向かい合って付く葉は先が尖り、縁には粗いギザギザがあり、
3つで1つの葉になります。
花は柄に1個付き、下向きに咲きます。
最初、蕾の状態では淡緑色ですが、だんだんと紫色となり、やがて
口が開いてきますが、開ききっても完全には開かない状態で
少し外に反る感じです。
そして、じつは4枚の花びらのように見えるのは4枚のガク片で、
花びらはないそうです。
ガク片は厚めで、長さ2.5~3センチ程で先は尖り、縁は白い毛に
縁取られています。
そうそう、葉裏は少し白っぽかったです。
なお、花柄の中ほどに小さな苞が1対あります。
ガク片が1枚とれた、こんなのもぶら下がっていました。↓
ピンボケでわかり辛いですが、多数の雄しべが見え、
真ん中の束は雌しべ?かな。
雄しべの葯はとれてしまったのかな?・・。
本州、九州に分布します。
キンポウゲ科 の植物です。
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ミカンバガクアジサイ
- 2015年6月12日 11:08
- 木
アジサイの葉陰に小さなカタツムリの赤ちゃんが・・。
今はアジサイが真っ盛りですね。
梅雨空に映えて目を引きます。
アジサイの種類は結構あり、50種類以上あるようです。
きょうはお友達からいただいた「ミカンバガクアジサイ」を
お届けします。
(それぞれの写真内をクリックすると大きい画面に変わります。)
「蜜柑葉額紫陽花」と書きます。
額咲きで、肉厚、光沢のある葉で、ミカンの葉のように
葉の縁がつるっとしているので名付けられました。
葉は向かい合って付いています。
そして、特徴としては装飾花の花びら(ガク片)の縁が
ギザギザしています。
中心にある本当の花はこんなふうでした。↓
ユキノシタ科の植物です。
参考:
伊豆大島の野生萼紫陽花の中から突然変異株として発見された。
葉は小さく葉緑に鋸葉がありません。
-六甲森林植物園解説より-
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ガンピ
- 2015年5月31日 14:19
- 木
突然ですが、皆様、今、ハマっているものってありますか?
10年も植物沼にどっぷりハマっている身の私でありますが、
2年程前から「植物男子ベランダー」にも結構ハマっていて、
ほぼ毎回この番組を見ています。
私のお気に入りです(^_^)/~~。
さて、きのうは犬山まで植物行脚(あはは~、ちょっとオーバーね(^m^))
してきました。
きょうは瀬戸や犬山で出逢った「ガンピ」をお届けします。
ガンピは雁皮紙(和紙の一種)の材料です。
(それぞれの写真内をクリックすると大きい画面に変わります。)
アカマツ林の尾根や斜面上部など痩せ地に生育する落葉低木です。
高さ1~2メートルです。
樹皮は灰褐色で光沢があり、サクラの樹皮に似ています。
5月の終わり頃から6月にかけ、枝先に淡黄色の花を付けます。
花びらは退化しており、花のように見えるものはじつはガク
だそうです。
まだ、開いていないガク筒(5/17)↓
ガクは長さ8ミリ程で、先は4裂し、外側に毛が密生しています。
葉は互い違いに付いて、長さ数ミリの短い葉柄があり、
葉の長さ3~4センチのものが多い。
葉は毛深く、両面ともに伏した毛がありビロードのように柔らかい。
本州の静岡県以西、四国、九州の佐賀県までに分布します。
ジンチョウゲ科の植物です。
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ヤナギバユーカリ
- 2014年11月20日 23:07
- 木
あっという間に暖房を入れる季節になりました。
外で冬が越せない植物に部屋に入ってもらったので、只今、
狭い部屋の中で仲良く植物と同棲中です(笑)。
さて、先日、恩師と徳川美術館へ出かけた折、徳川園の正門へ
向かう途中で、天を仰ぐような大きな木が目に留まりました。
あれ?柳みたいな葉だなと思って近づくと、名板があり
「ユーカリ」と書いてありました。
ひえ~っ!これがユーカリ!?
こんな大きなの、初めて~!!
しかも柳のような細い葉のは・・。
(それぞれの写真内をクリックすると大きい画面に変わります。)
帰宅して調べたら・・
徳川園は尾張二代藩主 光友公の隠居所(大曽根下屋敷)の跡地ですが、
明治42年頃に第19代義親氏が約4ヘクタールの植物園を造ったそうです。
当時は外来の珍しい木が多くあったようですが、現在残っているのは
この木だけで、このユーカリは大正18年頃に植えられたものだそうです。
やはり、市内最大だそうです。
徳川園には小学生の頃から足を運んでいましたが、このような木が
あるとはぜ~んぜん気づかず(x_x)でした。
よく見ると、実が付いています。
アップすると葉柄は赤く、先が尖った緑の実でした。
常緑高木です。
フトモモ科の植物です。
過去記事はこちら→ ユーカリ
フトモモ科の花→ フェイジョアの花
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ツガ
- 2014年11月 9日 20:09
- 木
一週間以上のご無沙汰でした^^;;
きょう、妹と二人で伯母に2年ぶりに会いに行きました。
彼女は今月で105歳になります。
とても元気で杖なしで一人で歩け、自ら、少し耳が遠くなり、
目も白内障っぽくなったけど、こうして姉妹揃って会いに来てくれて
うれしいと、笑顔で話してくれました。
帰りは自宅の窓から私達にずーっと手を振ってくれました。
雨模様もなんのその、とてもうれしい一日となりました。
さて、きょうはツガ(栂)をお届けします。
(それぞれの写真内をクリックすると大きい画面に変わります。)
蛇峠山で見上げて撮ったツガです。
幹が直立しています。
大きいものは高さ30メートル、直径1メートルになるようです。
樹皮はこの写真では光の加減でちょっと黒っぽいですが、赤褐色~灰褐色。
成長すると不規則な亀甲状に深く裂けるようです。
枝先を下から見上げるとこんなふうに葉が付いています。↓
ツガの葉は長さ1~2センチ程の線形で、螺旋状に互い違いに付いています。
表が濃緑で艶がある葉は扁平で、葉先が二つに分かれたようになっています。
葉先は丸まっているので触れても痛くはありません。
葉の付く茶色の枝の部分(「葉枕(ようちん)」)は、少し持ち上がって、
細長い葉柄がつき、折れ曲がって扁平の葉となります。
下の写真は葉の裏側を写しており、白い気孔帯が2列写っています。
長さ2.5センチ程のこんな実が付いていました↓
種が熟すと、鱗片の隙間が開くようです。
雌雄同株です。
本州(福島県以西)、四国、九州(屋久島)にまで分布します。
マツ科の植物です。
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タラノキ
- 2013年12月19日 10:35
- 木
昨日からの冷たい雨で、わずかに残ったケヤキの葉が寂しく見えます。
もう、あちこちから冬の便りが届くこの時期ですが、例年より暖冬に
思えるのですが・・。
きょうはあの美味しい「タラの芽」で有名な「タラノキ」をお届けします。
写真は先月下旬に南木曽で撮ったものです。
終盤の花が付いたタラノキです。
(それぞれの写真内をクリックすると大きい画面に変わります。)
高さ5メートル程になる落葉低木です。
樹皮は灰褐色で丸い皮目があります。
アップの写真がなくてよくわかりませんが(汗)、幹には棘が多かったです。
葉は枝先に集まって互い違いに付いています。
直径3ミリ程の黒く熟した実が付いています。
北海道~九州の日当たりのいい山野に生えます。
ウコギ科の植物です。
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カラマツ
- 2013年12月10日 09:12
- 木
昨夜から今朝まで雨が降っていました。
ルーバーの窓からしとしとと雨音が聞こえてきました。
冬の乾燥も一段落したかも・・。
実家の庭から最後に摘んできて洗面所に挿した、マサキの実が
はじけて、中からオレンジ色の種が顔を出していました。
さて、きょうは南木曽にあった「カラマツ」をお届けします。
日当たりのよい所に葉が美しく黄葉したカラマツが生えていました。
植えられたカラマツのようです。
(それぞれの写真内をクリックすると大きい画面に変わります。)
葉の付いた様子が唐絵(中国の絵画)のマツに似ているため、
カラマツと名付けられたそうです。
国産の針葉樹で唯一、落葉します。
なので、「落葉松」とも書かれます。
そういえば、北原白秋の詩歌がありましたね。
「落葉松」
からまつの林を過ぎて、
からまつをしみじみと見き。
からまつはさびしかりけり。
たびゆくはさびしかりけり。
日本の固有種で、本州の宮城、新潟県以南から中部山岳地帯に
自然分布するそうです。
古くなった松かさが木にそのままついており、黒っぽく見えています。
今頃は冬に備えてそろそろ葉を落としていることでしょう。
マツ科の植物です。
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アカマツ
- 2013年12月 9日 20:16
- 木
先日、銀杏を漬物石の上に乗せて殻に傷をつけ、封筒に入れて
レンジにかけ、殻をとり、アツアツのうちに翡翠色の銀杏を
いただきました。
ほろ苦さと甘味を感じることができ、満足、満足~^^v
ほんとは松葉でもあれば、それに刺してもっと風情があったで
しょうが・・。
ちなみに、銀杏は栗より、蛋白質や脂質や無機質、そしてビタミンAが
多いそうです^^。
さて、きょうは「アカマツ」をお届けします。
文字通り、幹が赤いのでアカマツ(赤松)と名付けられました。
(それぞれの写真内をクリックすると大きい画面に変わります。)
クロマツが「雄松」と呼ばれることに対して、より、葉が細く柔らかく、
手で触っても痛くないので「雌松」と呼ばれることもあるようです。
もっともよく見られる普通のマツで、北海道南部、本州、四国、
九州、屋久島に分布します。
また、マツタケはアカマツ林に生えます。
マツ科の植物です。
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ユズリハのある風景
- 2013年11月26日 19:48
- 木
先日、電車で南木曽に行ってきました。
車窓から紅葉した木々の向こうに冠雪した中央アルプスの姿が見え、
素晴らしかったです。
南木曽に着き、駅舎を出たら大きなユズリハが目に飛び込んできました。
さっそく≧[◎]oパチリ。
5~6メートルほどの大きな木でした。
(それぞれの写真内をクリックすると大きい画面に変わります。)
表面に光沢のある葉が枝先に集まって互い違いに付いています。
葉裏は白っぽい。
近づいてみると、まだ白緑色の実がいっぱい付いていました。
樹皮は灰色っぽく皮目があります。
本州の福島以南、四国、九州、沖縄に分布します。
ユズリハ科の植物です。
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エビヅル
- 2013年6月29日 10:58
- 木
梅雨の晴れ間、ベランダで木立ベゴニアの花が咲いています。
玄関では、月下美人に小さな蕾が付いているのをきのう発見しました^^。
きょうは里山の林の縁にあった「エビヅル」をお届けします。
「海老蔓」と書きます。
(それぞれの写真内をクリックすると大きい画面に変わります。)
丘陵から山地の林縁などに生え、巻きひげで他の樹木などに
絡みついて伸びます。
葉は互い違いに付き、長さは5~15センチ、幅は5~10センチで、
浅く3~5つに裂けます。
葉の縁には疎らに浅いギザギザがあります。
雌雄異株です。
どちらも6~8月頃、黄緑色の小さな花を咲かせます。
雄花には雄しべが5本あり、雌花にも雄しべが5本と雌しべが
1本あるそうです。
雌株は柱頭が目立ち、その周りに短い雄しべが飾りのように
つくそうです。
花びらは帽子のような形をしているそうですが、残念ながら
早々と咲き落ちてしまったようです。
これは雌株なので雌花がつき、雌しべだけになっていました。
葉は秋には紅葉します。
そして実は球形で黒く熟し、食べることができるそうです。
本州、四国、九州に分布します。
ブドウ科の植物です。
きょうはいつもfabをご愛顧して下さる皆様に特別大サービス!\(^o^)/
こっそり!?おまけとして「エビヅル」の見分け方の極意を
お教えしちゃいます(^┰^)ゞ テヘヘ
☆葉をそっと裂いてみて下さい。
"エビヅル"なら切り口に糸ひくような毛が見えます。
これが"エビヅル"の動かぬ証拠です( ^-^)σ[]ぴんぽーん!
これでバッチリ!あなたも植物見分けの達人です~(≧∇≦)ъ グウッ!
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ダイオウグミ
- 2013年6月 2日 13:00
- 木
今年は名古屋も5月28日に早々と入梅宣言がありました。
今朝は早くからカラスやシジュウカラやキジバトの元気な声がして
いましたが、時々パラッと雨粒も・・。
きょうは「ダイオウグミ」をお届けします。
先月、実家に行ったら、幼い頃に思い出のあるビックリグミの実が
なっているのを発見!
もうとっくに絶えたとばかり思っていたのに・・、
うれしくてまだ緑色のその実を≧[◎]oパチリ!
(それぞれの写真内をクリックすると大きい画面に変わります。)
そしてその後10日ほどしてまた訪れたら、この間は緑色だった
ビックリグミが真っ赤に熟れていました。
4つあった実が2つしかなくなっていました。
ヒヨドリが食べたのかな?
カメラがなかったので、家に持ち帰り撮影しました。
実は2~3センチの長楕円形。
実が大きいのでビックリグミとも呼ばれますが、本名は「ダイオウグミ」。
「大王茱萸」と書きます。
ダイオウグミはトウグミ(唐茱萸)の園芸種らしいですが、実家では
ビックリグミと呼んでいて、私が小学生の時に父が植えてくれたものです。
大きくて甘い実は妹と競争で食べた記憶があります。
2つとも食べてみましたが、ともに完熟しており、最初少し渋いかな?と
思ったのですが、甘酸っぱい果肉に、皮も薄く溶けるように口の中へ・・。
後はただただ懐かしい甘さが残っただけ・・(#^.^#)。
中にあった種は長さ1.8~2センチ程で、縦の溝が8個ありました。
ダイオウグミの木肌↓
互い違いに付いている柔らかい感触で波打つ葉の表の様子↓
指で葉表を触るとザラついています。
そして、緑色の中に小さな白い星状毛が葉一面に見えます。↓
葉の裏は銀白色に見えます↓
アップにした葉裏はこんなふうでした↓
白や茶色のポツポツ模様が見えますが、鱗状毛のようです。
葉の裏はしっとりした感触でした。
グミ科の植物です。
思いがけず、何十年ぶりかに食べることができ、うれしかったです。
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ヤブツバキ
- 2013年4月13日 10:18
- 木
そろそろマンションの椿も終盤を迎えるものもボツボツ・・。
今年も園芸品種ですが、ベニボクハンから咲き始め、ウズ、
ワビスケ、アカシガタ、カモノホンアミ、シロスミクラ等が
次々と咲き、目を楽しませてくれました。
きょうは「ヤブツバキ」をお届けします。
日本人とツバキのかかわりは五千年の歴史を持つようです。
福井県にある鳥浜貝塚という縄文時代の遺跡から出土した、
赤い漆塗りの櫛に藪椿の材が使われていたそうです。
斧の柄にも堅く粘りがある藪椿の材が使われていたそうです。
(それぞれの写真内をクリックすると大きい画面に変わります。)
また、万葉集に詠まれているツバキも藪椿だそうです。
これらの歌でイメージされているのは、ツバキの赤い花ではなく、
艶があって生命力の溢れる厚い常緑の葉のようです。
花粉をメジロなどの鳥に運ばせるため、鳥が触れても大丈夫なほど
花全体も厚くしっかりしており、蜜も豊富にあるようです。
冬には熟した実が割れ、種が現れます。これで椿油を採ります。
自生の北限は青森県のようです。
ツバキについてもっと知りたい方はこちらもよかったらご覧ください。
→ 神木ツバキとその語源について
ツバキ科の植物です。
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ウリカエデの芽吹き
- 2013年3月29日 11:59
- 木
きのう、部屋にあるザミオに新芽が出ていました。
雨が上がり、日に日に緑濃くなるケヤキに、ヒヨドリが2羽、
出たばかりの花芽を食べに来ていました。
さて、きょうは低山の林の縁にあったウリカエデをお届けします。
冬芽が動いていました。
(それぞれの写真内をクリックすると大きい画面に変わります。)
やや赤みを帯びた先(鱗片葉)が開きかけています。
開くと、中から1対の葉と淡黄色の花が垂れ下がっていました。
10個ほどの蕾のうち、2~3個ほど開きかけていました。
葉は浅く3裂していました。無分裂のもあるそうです。
まるで淡黄色のつまみかんざしが春を知らせてくれてるようです。
「瓜楓」と書き、樹皮の模様がマクワウリの縦縞模様に
似ていることから名付けられました。
日本固有の植物だそうです。
本州(福島県以南)、四国、九州に自生し、
北陸地方にはまれだそうです。
カエデ科の植物です。
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ミヤマシキミ
- 2013年3月 8日 15:01
- 木
ここのところ、春の陽気が続いていますね。
実家の庭のニホンズイセンも一叢、楚々と咲いてくれています。
垣根のサザンカはそろそろ終盤を迎えましたが、
まだもう少しは大丈夫かな・・。
白梅も5分ほど咲き揃い、馥郁たる香りを放っています。
白梅の横の花梨の葉も知らぬ間に青々と芽吹いていました。
きょうは「ミヤマシキミ」をお届けします。
「深山樒」と書きます。
葉がシキミ(樒)に似ていて、山に生えることから名付けられました。
(それぞれの写真内をクリックすると大きい画面に変わります。)
本州(関東以西)、四国、九州の山地に分布する常緑低木です。
葉は枝の上部に集まって付き、輪生のように見え、
互い違いに付いています。
長めの楕円形の葉の表面は濃い緑色で光沢があり、
革質でつるつるしています。
葉柄は赤紫色を帯びています。
まだ、3月は蕾でした。
来月4月頃には花開くかと・・?
開花した写真が撮れるといいんですが・・。
シキミの実 は有毒ですが、
このミヤマシキミも赤くなった実が特に有毒だそうです。
低山の林内、庭木、生け垣の他、
神社の境内にも植えられていることもあります。
よく似たものにツルシキミがあります。
2~3度、見たはずですが、まだアップしてませんね・・^^;;
ミカン科の植物です。
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ドウダンツツジの紅葉
- 2012年12月27日 18:50
- 木
きょうの午後3時頃、実家に行ったら、庭にジョウビタキの♀が
洗濯竿に止まっていました。
ジョビちゃんと声をかけると、鳴きながらマサキの枝に飛び移りました。
マサキの実もはじけかけています。
すると、メジロも数羽、姿を現してくれました。
亡くなるちょっと前、最近スズメとキジバトばかりで、ジョウビタキ等は
ついぞ姿を見せなくなった・・と嘆いていた父でした。
きっと父も喜んでいることでしょう。
さて、やることだらけでやたら気ぜわしい年末・・^^;
月初めに撮った写真の中から「ドウダンツツジ」をお届けします。
(それぞれの写真内をクリックすると大きい画面に変わります。)
菱形の葉で紅葉がとても綺麗です。
よく見ると実もできていました。
ドウダンツツジの「ドウダン」は「トウダイ(灯台)」が訛ったものとされ
「灯台躑躅」と書きます。
なぜ「灯台」なのかというと、枝の分かれ方が、古い時代に宮中行事で
用いられた結び灯台に似ているからだそうです。
また、花が咲く様子を満天の星に見立て「満天星躑躅」と書いたりもします。
単に「満天星(ドウダン)」とも言われます。
落葉性の低木で、公園や道路脇の植え込み、庭木などによく利用されます。
ツツジ科の植物です。
これでfab2012年最後の更新とさせていただきます。
今年もたくさんの方にfabにお立ち寄りいただいたり、
コメントを頂戴しましたこと、有難く御礼申し上げます。
それでは皆様、良いお年をお迎えください。
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アキニレ
- 2012年11月29日 15:32
- 木
あいにくの曇天で・・紅葉を楽しもうと思いましたが、変更します。
ひと月ほど前に撮った写真でごめんなさい^^;
公園のほぼ真ん中に植栽されていた見上げるような高木で、風がちょっと
強かったのですが、何か実のようなものが見えたので≧[◎]oパチリ。
帰宅して調べたら、どうもアキニレだったようです。
(それぞれの写真内をクリックすると大きい画面に変わります。)
きょうは「アキニレ」をお届けします。
材が堅く、樹の様子がケヤキに似ているため別名イシゲヤキともいわれ、
盆栽ではニレケヤキと呼ばれるそうです。
高木としては葉が小さいです。
表面に光沢のある革質の葉は互い違いに付いて、縁にははっきりした
ギザギザがありました。
実は扁平で銭のような形をしており、長さ1センチ程で翼があり、
風によって飛ばされ散布されるようです。
落葉したあとも実は残り越年することが多く、2月頃になるとようやく
ほとんどの実が枝を離れるそうです。
樹皮は灰褐色で不揃いな鱗片状に剥がれ、褐色の斑紋が残ります。
本州(中部以西)、四国、九州に分布する落葉高木です。
ニレ科の植物です。
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ニワウルシ
- 2012年11月16日 09:46
- 木
ツワブキの黄色の花があちこちのお庭でよく見るようになりました。
我が家の玄関のカラタチバナの実は今年は少ないですが真っ赤になっています。
ナンテンの実の赤も日に日に濃くなってきました。
さて、きょうは「ニワウルシ」をお届けしたいと思います。
公園などで見られる中国原産の落葉高木です。
(それぞれの写真内をクリックすると大きい画面に変わります。)
写真のは公園内に植えられたものです。
高木なので天辺あたりをズームして撮りました。
6月中旬に撮った写真で、所々に花が咲いていました。
わが国へは明治の初めに渡来したそうです。
明るい所に生え、生長が早いです。
別名はシンジュ(神樹)ですが、本名より別名の方がよく使われるようです。
私は最初、シンジュと聞いてなぜこの木が真珠なの?と思っていました(笑)
蛾のシンジュサンの食草、いや、食樹だそうです。
実が付いた全体写真がないので残念ですが、実は最初、緑色で後に赤くなり、
緑の葉に対比して遠くからでも目立つようになり、やがて実が褐色となります。
落ちていた実を拾ってきました。
薄い翼を大きく広げた、ほぼ中央に5~6ミリ程の種があるようですが、
重心は少しズレ、翼の端が軽くねじれています。
そのため、上下にくるくる回りながら、横方向に大きく弧を描くように
ひらひら飛行するそうです。
体操なら、前方宙返りにひねりも入って金メダル!と某書に書いてありました。
一度でいいからそんな場面を見てみたいものです^^。
実の中にある種はどうなってるのか?と翼をはずして種を取り出してみました。
そして種の中はどうなってるのか?と割ったら空洞でした。↓
あれっ?どこかに種を落としたのか?と探してみたけどわかりませんでした。
もうひとつ違う種を今度は一晩水につけて、自然乾燥した種(写真左)の
外皮をそぉっとはずしてみたら中から3ミリ程の種が出てきました(写真右)↓
種は風で散布され軽いです。
葉はウルシに似ていますが、ウルシ科ではなくニガキ科だそうで、
ウルシのようにかぶれる心配はないようです。
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ボダイジュ
- 2012年10月25日 11:19
- 木
一週間ほど前、友達が面白い実を拾ってきたと教えてくれました。
「ボダイジュ」の実でした。
気になっていたのですが、きのうやっと取材できたので、
きょうは「菩提樹」をお届けします。
日本で菩提樹と呼ばれているのは、ほとんどが中国原産の菩提樹で、
シナノキ科の木です。
(お釈迦さまが悟りを開いたのはインドボダイジュの下で、クワ科の木です。)
(それぞれの写真内をクリックすると大きい画面に変わります。)
高さは15メートル程ありました。
樹皮には縦に筋が入っていました。
落葉高木です。
木の下には友達がくれた実が落ちていました。
上を仰ぐと、あっ、いっぱい実が・・。
普通の緑の葉に混じって、薄茶色のヘラ形をした葉の裏から
軸が出て、その下に実が付いています。↓
専門用語としては、薄茶色のは葉ではなく「ほう(苞)」だそうです。
「ほぉ~」(笑)
苞には複雑な葉脈模様が見えました。(ちょっと心引かれますぅ~♪)
この苞の中央から、エンドウほどの実がいくつか垂れ下がっています。
次は葉(裏)の写真です。↓
三角状円形の葉は互い違いに付いています。
写真の葉は縦12センチ、横8センチで葉柄は5.5センチありました。
次も葉裏の写真です。↓
葉の縁はギザギザがあり、その先は尖っています。
葉の特徴としては側脈がはっきりしており二次側脈も出ています。
葉を触ると柔らかい感触がし、特に葉の裏には毛が密生している
ことがわかります。
毛のために葉裏は灰白色です。
ルーペで見たら星状毛が見えました。
5~7ミリの硬くて小さい実は、表面がこれまた星状毛に覆われており、
灰褐色でした。
軸との基部はこんなふうに五角形になっていました。↓
シナノキ科の植物です。
花は6月に咲くそうですが、是非見たいものです。
追伸:セイヨウボダイジュのことをリンデンバウムと言うそうです。
そういえば、ハーブティーで良い香りのする「リンデン」というのを
飲んだことがありました。
リンデンバウムで思い出すのは、確か中学校の音楽の時、歌わされた
シューベルトの「菩提樹」があります。
♪泉に沿いて 繁る菩提樹 慕いゆきては 美し(うまし)夢見つ
幹には彫(え)りぬ ゆかし言葉 うれし悲しに 訪いしその蔭
訪いしその蔭
この詩は、恋に破れた男の放浪の旅を描いた物語だったってこと、
最近知りました^^;;
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レモン
- 2012年9月29日 10:02
- 木
ベランダのゴーヤも実があと2つ付いていますが、終盤になりました。
5月の初め、ベランダの鉢植えレモンに何やら赤っぽいものが付きました。
これって蕾?↓
(それぞれの写真内をクリックすると大きい画面に変わります。)
2週間経ったら、開花しました。↓
花びらの外側は赤っぽいです。↓
6月初めの様子↓
次々と開花してきました。↓
小さな実も付き始めました。↓
小さな実は3~4個付きましたが、途中で落ちてしまったりして、
最後まで残ったのはひとつだけ。
その実が8月の終わりには縦5センチ、横4センチ程の大きさになりました。↓
9月中旬まで様子を見ていましたが、それ以後あまり大きさも変わりなかった
ので、先日、秋刀魚を焼いた時、このレモンの果汁をしぼってかけました。
とても新鮮な香りで、秋刀魚がよけい美味しく感じられました^^v
やはり自家製レモンはひと味違いますネッ^^。
ミカン科の植物です。
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コクサギ
2~3日前に実家に行った時、垣根に深い赤ワイン色の
クレマチスが咲いていました。
どうもグレイブタイ・ビューティーという名のようです。
花瓶に挿して、つかの間楽しみました。
きょうは滋賀の山の沢沿いにあった「コクサギ」をお届けします。
「小臭木」と書きます。
文字通り「小さな臭い木」という意味で、葉を揉むと独特の臭気が
あります。
そして、一番の特徴は葉の配列にあります。
一見、単純に互い違いに葉が付いているように見えますが、
よく見ると、2枚づつ互い違いになっている所があります。↓
(それぞれの写真内をクリックすると大きい画面に変わります。)
葉は柔らかく、長さ5~13センチ程で表面は光沢がありました。
コクサギは雌雄異株です。
写真を撮った木は雌株のようで実が生っていました。
実は1~4つに分かれています。↓
ミカン科の植物です。
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チドリノキ
- 2012年6月12日 20:30
- 木
雨が降ったり止んだりの一日でしたが、午後から散歩に出かけたら、
いつもの川に黄色の長靴を履いた(笑)コサギが来ていました(^^)。
きょうも滋賀の石灰岩の山にあった植物をお届けします。
動物の名の付いた植物です。
残念ながらコサギではなく、チドリです。(笑)
「チドリノキ」です。
「千鳥の木」と書きます。
実の翼の様子を千鳥が群れ飛ぶ様子に例え、名付けられたそうです。
沢沿いの湿った所に生えていました。
(それぞれの写真内をクリックすると大きい画面に変わります。)
少し薄い手触りの葉は、10~15センチ程の長さがあり、
向き合って付いていました。
葉にははっきりとした主脈と側脈があり、側脈は平行です。
葉裏の主脈沿いには毛が密生していました。
そして葉のアップの写真がなくて申し訳ありませんが、葉の縁は
重鋸歯(ギザギザの中にまたギザギザがある)になっていました。
雌雄異株です。
本州、四国、九州に分布します。
(意外にも)カエデ科の植物です(^^;)
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カナクギノキ
- 2012年6月11日 21:14
- 木
数年前の秋に六甲山に行った時、黄葉したカナクギノキを
見たことがありますが、写真が残っていません(涙)。
落ち着きのある黄色だった印象です。
先月下旬に滋賀県の山で、またカナクギノキに出合いました。
きょうはその「カナクギノキ」をお届けしたいと思います。
「鉄釘の木」と書きます。
カナクギとは、釘(くぎ)のことではなく、樹皮に見られる
「鹿の子模様」から「かのこぎ」といわれていたのが訛った
という説が有力だそうです。
高さ6~15メートル程の落葉高木で、雌雄異株です。
(それぞれの写真内をクリックすると大きい画面に変わります。)
樹皮は淡褐色。
幹は太くなると小さな皮目が目立つようになり、
老木では不規則に剥がれます。
葉は長さ6~13センチ程で、幅は1.5~2.5センチ程で細長い。
葉の表面は緑色で、裏は白っぽい。
花は葉が出ると同時に開花するそうです。
カナクギノキの花 (多分、雄花)が落ちていました。
見上げると、花がいっぱい付いていました。
本州(箱根以西)、四国、九州の丘陵帯の林に生えます。
クスノキ科の植物です。
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クロタキカズラ
- 2012年6月 7日 10:12
- 木
時々通る道のアメリカキササゲの花はほとんど終わり、
サンゴジュにいっぱい花が付いていました。
そして、白いキョウチクトウも咲いていました。
さて、きょうは、先月下旬に滋賀県の石灰岩質の山に行った時に
出合った「クロタキカズラ」をお届けします。
「黒滝葛」と書きます。
名の由来は高知県黒滝山で初めて見つけられたことによります。
山の林のカナクギノキに巻きついていました。↓
(それぞれの写真内をクリックすると大きい画面に変わります。)
少し歩くと、今度はミズナラの木に巻きついていました。↓
山地の林内のやや湿った所に、まれに見られる落葉性のつる植物です。
雌雄異株だそうです。
葉は互い違いに付いて、先は尾状に尖っています。
縁には不揃いの粗いギザギザがあり、ギザギザの先は禾状に
鋭く尖っています。
また、葉の裏は緑白色で、葉の両面には短毛が生えています。
本州(近畿地方以西)、四国、九州に分布します。
クロタキカズラ科の植物です。
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ナギイカダ
- 2011年9月30日 07:23
- 木
きょうで9月も終わりですね・・。
実家のタマスダレの白い花が少し寂しげに咲いています。
先日、散歩していたら、あるお宅の玄関脇にナギイカダが
植えられていました。
きょうは「ナギイカダ」をお届けします。
「梛筏」と書きます。
(写真内をクリックすると大きい画面に変わります。)
地中海沿岸原産の常緑低木で、1860年代(江戸末期)に
渡来したそうです。
葉がナギに似ており、ハナイカダのように葉の中央部に
花が咲くことから名付けられたそうです。
長さ1.5~3.5センチの厚い葉の先端は棘になっており、
大変鋭く触ると痛いです。
じつは、葉のように見えるのは枝の変形したものであり、本物の
葉は小さな鱗片状に退化しており、ほとんど目立たないそうです。
雌雄異株だそうです。
花も見てみたいものです。
ユリ科の植物です。
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クロモジ
- 2011年4月27日 09:19
- 木
きのうの夕方、スーパーへ寄ったら、ツバメが巣を作り、
あわただしく出入りしていました。
もう、ツバメの季節なんですね・・。
見つけた子ども達が歓声をあげていました。
さて、きょうは和菓子に使う楊枝の材として知られるクロモジを
お届けします。
新しい枝の樹皮は最初、緑色ですが、次第に黒褐色となるようです。
名の由来は、枝の黒い斑点を文字とみて黒文字の名が生まれたという
説など、諸説あるようです。
葉に芳香があります。葉を揉むとよくわかります。
葉は枝の先端に集まって付きます。↓
(それぞれの写真内をクリックすると大きい画面に変わります。)
新しい葉の裏は、細く長い絹のような毛が多いです。↓
雌雄異株の落葉低木で高さは2~5メートル程です。
花は半透明の薄い黄緑色です。
まだ、開き始めたばかりで、雄花か雌花かわかりません。(>_<)
新枝は緑っぽいですが、黒い所もあり、表面に白いポツポツが見えます。
本州の山地に分布しています。
クスノキ科の植物です。
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春のケヤキの様子 その2
- 2011年4月 5日 19:05
- 木
きょうは暖かく穏やかな日和で、マンションの桜も見頃でした。
アカシガタという大きな椿の花の蜜をヒヨドリが吸っていました。
目を移すと、ケヤキの木も日ごとに色を変え、赤っぽい色から褐色、
今は黄色っぽくなって、新しい葉も出てきたようです。↓
(それぞれの写真内をクリックすると大きい画面に変わります。)
足元に目をやると、2~3日前からケヤキの花が落ちています。
拾ったら、枝先に付いていたものらしい。
2~4.5センチくらいの大きさで、何十個と落ちています。
風で落ちたのか?よくわかりません。
葉も開いたのもありました。↓
どうやら雄花のようです。
雄しべが見えますが、まだ葯を開いて花粉は出ていないようです。↓
アップで↓
こんなのも・・
雄しべが葯を開いて花粉を出すところや雌花も是非見たいものですが、
いかんせん、高木なのでもはやここまでか?(w_-;) ウゥ・・
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春のケヤキの様子
- 2011年3月26日 18:09
- 木
きょうは強い風が吹いたので、完全武装して買い物に行きました^^;
マンションの階段に花芽らしきものがいくつか落ちていました。
どうやらケヤキの花芽のようです。
残念ながら踏まれたりして写真は写せませんでした。
一週間ほど前からケヤキが芽吹いているような感じを受けました。
面白い模様のように見えたので、お届けします。↓
(それぞれの写真内をクリックすると大きい画面に変わります。)
ケヤキの上の方がぼんやり煙っているような、
赤く染まっているようにも見えました。
どうなってるのか?写したかったのですが、高木なので
5倍ズームでは歯がたちません。↓
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コウヨウザン
- 2011年2月16日 18:59
- 木
いつも所用が多く車で移動ばかりですが、きょうは久しぶりに
地下鉄の駅まで歩きました。
歩くといろいろなものが発見できますね。
鳥たちに出会いました。
今朝もカラスやヒヨドリはもちろん、ジョウビタキの♂に
出会いました。
あとは声はすれども姿は見えず・・でしたが・・^^;
さて、きょうは「コウヨウザン」をお届けします。
「広葉杉」と書きます。
スギと似ていますが、葉の幅が広いため、名付けられました。
中国南部~台湾の原産です。
日本には江戸時代後期に渡来し、神社に植栽されることが多く、
大きなものでは樹高30メートル程になるそうです。
樹皮はこんなふうで、長く繊維状にはがれます↓
(それぞれの写真内をクリックすると大きい画面に変わります。)
高木なので仰いで撮りました。
径3~5センチ程の実が付いていました↓
アップで・・↓
マツカサに似ていますが、先が尖っていますね。
まだ、若い実(緑色)もありました(11月に撮影)↓
葉は長さ3~7センチ程で互い違いに付いています。
葉の表は濃い緑色で光沢があり、裏側はやや白っぽかったです。
雌雄同株です。
スギ科の植物です。
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ナギ
- 2011年2月12日 09:47
- 木
きのうはこちらも朝からうっすらと積雪し、また大雪になるか?
とちょっと心配しましたが、午後からは雨まじりに変わり、
夕方には止みました・・(^。^;)ホッ!
きょうは「ナギ」をお届けします。
「梛」と書きます。
葉姿がミズアオイ科のナギ(コナギ)に似ているので
名付けられたそうです。
本州(和歌山県、山口県)、四国、九州に自生します。
大きいものでは高さ20メートル程になる常緑高木です。
針葉樹ですが、広葉樹のような幅の広い葉をもっています。
葉は光沢があり、向かい合って付いています。
(それぞれの写真内をクリックすると大きい画面に変わります。)
その葉は、縦に細い平行脈が多数あって主脈がありません。
そのため、ナギの葉は縦には簡単に裂くことができますが、
横にはなかなか裂くことができないそうです。
そのようなことから、男女の仲を結び付ける力も強いと信じられ、
昔の人は鏡の裏にナギの葉をいれ、夫婦の縁が切れないように
と願ったそうです。
また、ナギの名が凪(風がやんで波の穏やかな状態)に通じる
として、特に船乗りに信仰され、葉を災難除けにお守り袋などに
入れる習しもあり、縁起が良い植物とされていたようです。
庭木にされるほか、熊野速玉大社や春日大社などの
神社の神木としても有名です。
樹皮はこんなふうに灰色がかってはがれそうな感じが・・。
大木では大きくはがれ落ち、あとが褐色~暗褐色の模様に
なるそうです。
実はこんなふうでした。(去年の11月に撮影)↓
よく見ると、短い枝のある直径1.5センチ程の緑白色の球形で
白い粉を被っています。
雌雄異株です。
マキ科の植物です。
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チャンチンモドキ
- 2011年2月 4日 13:58
- 木
きのうはひとり寂しく「豆まき」をしました^^;
きょうは「立春」、外出の時はダウンコートを脱ぎ捨てたくなる
ような、まさに春のような日和でした^^。
きょうは植物園にあった「チャンチンモドキ」をお届けします。
「香椿擬」と書きます。
センダン科のチャンチンに姿が似ているため名付けられたそうです。
大きなものでは30メートルにもなる落葉高木です。
これは10メートル程でした。↓
(それぞれの写真内をクリックすると大きい画面に変わります。)
近くに行って見上げました。↓
樹皮はこんなふうで縦に割れそうです。↓
実が付いているのもありました。↓
雌雄異株で、実は2.5センチ程の大きさです。
5月に5ミリ程の小さくて赤っぽい花をつけるそうです。
熊本県、鹿児島県に稀に自生するそうです。
ウルシ科の植物です。
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モミの木
- 2010年12月24日 08:55
- 木
きょうはクリスマス・イヴですね。
あちこちのイルミネーションも綺麗でしょうね・・。
今年の我が家はクリスマスツリーもとうとう出さず終い・・(泣)
でも皆さんは思いっきり楽しんでくださいね。
♪O Tannenbaum, O Tannenbaum~~♪
この歌は、「もみの木」という私の好きな曲です。
が、この部分しか口ずさめません~~(・_.)/ コケッ。
もともとドイツ民謡だそうです→もみの木 歌詞
さて、クリスマスツリーというと「モミ」を思い浮かべますが、
ヨーロッパで一般に使われるのは「ドイツトウヒ」で、
日本でモミと呼ばれてツリーに使われているのは、
ほとんどがドイツトウヒだそうです^^;
きょうは「モミの木」をお届けします。
「樅の木」と書きます。
山の森や林に生え、まっすぐな幹に枝を伸ばして
円錐形の樹形を作ります。
(それぞれの写真内をクリックすると大きい画面に変わります。)
樹皮はこのように↓鱗片状になって剥がれ落ちます。(若い木ほど平滑)
日本特産で、よく純林を形成し、ツガと混生して林をつくる
ことも多いそうです。
公園樹、庭園樹、社寺林にも使われます。
常緑高木で、高さは20~30メートル程になる大木になりますが、
樹齢は短く150~200年程で、大気汚染に弱いそうです。
本州~九州に分布します。
マツ科の植物です。
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カイノキ
- 2010年11月24日 05:28
- 木
きのうの朝、マンションの歩道は一面、錦の絨毯に
彩られました\(^-^)/。
残念ながら、時間に追われ写真は撮れず・・(泣)
きょうは替わりにちょっと前に撮ったカイノキをお届けします。
「楷樹」と書きます。
カイノキは、直角に枝分かれすることや小葉が綺麗に揃っている
ことから、楷書にちなんで名付けられました。
中国、台湾原産の落葉高木で、中国名を楷と言うそうです。
別名のクシノキ(孔子の木)は中国の孔子廟に植栽され、科挙に
合格した者に楷の笏を送ったことから、学問の聖木とされました。
日本には大正時代に渡来したそうです。
岡山県の閑谷学校の楷の木が有名ですね。
ちょうど今頃は赤と黄の2本のカイノキが見事に紅葉している
ことでしょう。
閑谷学校のカイノキの落葉は受験のお守りとして持ち帰られるそうです。
さて、今回、私が撮ったのは植物園のカイノキです。
見上げたところ、高さは10メートル程でした。
(それぞれの写真内をクリックすると大きい画面に変わります。)
樹皮はこんなふうです↓
葉はこんなふうです↓
秋に美しく紅葉した姿です↓
アップで・・。
来月になると多分こんなふうになる予定・・^^;↓
(一昨年の12月に撮った写真です)
ウルシ科の植物です。
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イスノキの虫こぶ
- 2010年11月17日 21:28
- 木
だんだん寒くなり、あちこちの紅葉も見頃になってきましたね。
マンションのサクラの赤、ケヤキの黄、満更でもありません^^。
さて、きょうはサクラやケヤキの落葉樹ではなく、常緑樹ですが、
変わった名前の木を紹介します。
「イスノキ」です。
えっ?いすって椅子のこと~?
私もそう思ったひとりで~す(^^;)
残念ながら、違いますっ_(・_.)/ コケッ。
なんと「蚊母樹」あるいは「柞」と書くそうです。
語源はこちらをご覧ください→イスノキ
高さ20メートル程になる常緑高木だそうです。
この木はせいぜい数メートルでしたが・・。
樹皮はこんなふうでした↓
(それぞれの写真内をクリックすると大きい画面に変わります。)
楕円形で厚みがあり、光沢がある葉が互い違いに付いていました↓
葉に虫こぶが付いていました↓
葉の面に小型の黒茶色のホクロのように隆起したものがいくつかと、
大きく肥大して何かの実のような形をしたものが付いていました。
やや白っぽい葉裏にも隠れるように虫こぶが付いていました↓
帰宅して「虫こぶハンドブック」で調べたところ・・
大型の虫こぶは判明いたしました。
でも小型のほうは決め手を欠くので今回はスルーします^^;
大型のものは、モンゼンイスアブラムシが作ったもので、
「イスノキエダチャイロオオタマフシ」のようです↓
大きいものは8センチ程にもなるようです。
これは6センチ程でした。
成熟すると木質化して硬くなり、内部が空洞となり、
笛として使えるようです。
残念ながら穴の写真を撮りそこねましたが、穴に唇を当てて吹くと
ひょうひょうと音が鳴るので、ヒョンノキとも言われるそうです。
このように「虫こぶといえばイスノキ」といわれるほど、
イスノキの虫こぶは有名だそうです。
本州、九州、屋久島に分布します。
マンサク科の植物です。
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モミ その3
- 2010年9月25日 15:43
- 木
きょうはお天気がよく、猿投山も一層はっきりと見えます。
お彼岸の中日が悪天候で行けなかったので、きょうお墓参りに
やっと行ってきました。結構、人出があり駐車場も満杯でした。
帰りに、初めて平和公園を散策してきました。
草地には赤トンボがいっぱい飛んでいました。
さてさて、またモミの続き・・
葉の裏には2本の白色の縦線があり、この部分に気孔があるそうです↓
また、葉の先は丸いのですが、ルーペで見ると先端が真ん中で
へこんでいました。
まるで作り物のように見える葉は堅いのですが、触っても痛くありません。
おまけ:モミの小枝の写真↓
その他、モミは常緑の針葉樹で、諏訪大社の6年毎の「御柱祭」で
御柱として立てられます。
ちょうど今年行われましたね。
別名は「臣の木(おみのき)」と言い、これが変化して
「もみのき」になったという説もあり、他にも
風にもみ合うところから「揉む」を語源とする説、
萌黄が美しいからとする説など名の由来については諸説あるようです。
秋田県以西~屋久島に分布します。
マツ科の植物です。
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モミ
- 2010年9月23日 16:13
- 木
秋分の日のきょうはきのうと大違いのお天気で、
朝から雷雨となり、気温も大幅に下がりましたね。
さて、先回の続き・・
やや暗い社叢を歩いていたら、見上げるようなモミ の木に
出逢いました。
(それぞれの写真内をクリックすると大きい画面に変わります。)
木のそばにこんなものが落ちていました・・↓
モミの実でした。
14センチ程ある、まだ若い実でした。
誰かが落としたんでしょうね。
松かさのようにそのままの姿で自ら落下することはないそうです。
また、こんなものも・・↓
実の一片かな?
あたりを見回すと、あちらこちらにこの鱗片が落ちていました。
モミの赤褐色の樹皮を確認しながら、リスのしわざかな?と
思いつつ・・、きょうはここまで・・m(_ _)mペコリ。
この続きは次回のお楽しみに・・(~_~;)
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ドクウツギ
- 2010年8月 3日 19:56
- 木
林縁に赤と黒の目立つ実を見つけました。
「あっ、これ、ドクウツギだ!」と連れ合いが教えてくれました。
きょうは「ドクウツギ」をお届けします。
「毒空木」と書きます。
毒があり、幹が空洞であるウツギ(空木)に似ている事から
名付けられました。
雌雄同株の落葉低木で、高さは1~1.5メートル程でした。
茎は、根元から株立ちしていました。
葉には3本の葉脈が目立ちます。
(それぞれの写真内をクリックすると大きい画面に変わります。)
赤い枝も見えます。
実は径1センチ程で、だんだん赤くなり、熟すと黒紫色になります。
実には放射状に5本の筋が入っています。
甘くて美味しいそうですが、猛毒ですので絶対に食べてはいけません。
ドクゼリ、トリカブトと並んで日本三大有毒植物の一つだそうです。
茶色のは種子のようですが・・。
北海道~近畿以北の川原や山の斜面の日当りのよい場所等に自生します。
ドクウツギ科ドクウツギ属で日本では一属一種のみだそうです。
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月瀬の大杉
- 2010年8月 1日 16:52
- 木
先日、取材の帰りに「月瀬の大杉」を見に長野県の根羽村に
立ち寄りました。
(それぞれの写真内をクリックすると大きい画面に変わります。)
看板を見ると、この大杉は1800年も昔からあるということが
書いてありました。
へーっ?!
2世紀頃はわが国は卑弥呼の時代、朝鮮は高句麗、新羅、百済の
三国時代の初めの頃、中国は後漢の頃じゃないでしょうか。
そんな頃からこの大杉はあったんですね・・。
すごいな~!
こんな大きな木、初めて見ました~\(^o^)/
高さは約40メートル、一番太い幹周りは約14メートル、
長野県一の大木です。
杉の大木だけでは全国で6位だそうです。
葉も青々と茂り、元気そうでした^^。
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ヤシャブシ
- 2010年4月12日 10:05
- 木
♪咲いた、咲いた、チューリップの花が~♪
3日程前にマンションの花壇のチューリップが咲き始めました。
今、大規模な修繕工事が行われており、やや光不足もあるのか、
思ったより遅めの開花ですが・・。
黄色が6輪とアプリコット色2輪です。
まだ蕾が多いので楽しみです^^。
さて、きょうは「ヤシャブシ」をお届けします。
「夜叉五倍子」と書きます。
実が夜叉(ヤシャ)のように見える五倍子(ブシ)ということで
名付けられたようです。
五倍子は先回のキブシをご覧ください。
(それぞれの写真内をクリックすると大きい画面に変わります。)
山の林道ののり面に生えていました。
明るい崩壊地や、やせ地にもよく生えます。
高さは10~15メートル程の落葉高木です。
樹皮は灰褐色で、枝はよく分かれています。
アップにしてみました↓
葉は葉脈がはっきりしており、縁には細かいギザギザがあります。
実は1~3個上向きに付きます。
雌雄同株、雌雄異花です。
3月頃から葉に先立って花を開きますが、運良く、画面右上の枝先に
雄花が残っていましたね。
ヤシャブシの大きな雄花は、柄が無く、まるで丸々と太った毛虫?
みたい(笑)
もう終わって、ほとんどは枯葉の上などに多数落ちていました↓
本州(福島県以南)、四国、九州の太平洋側に分布します。
日本固有種で、西日本に多く自生します。
砂防用の植え込みにも利用されるそうです。
カバノキ科の植物です。
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ヒノキ
- 2010年3月 6日 15:25
- 木
きょうはこちらは雨が降り、しっとりとしたお天気です。
午前中、ベランダの植木の手入れをしました。
外に出しっぱなしのガーデンシクラメンも次々と花を咲かせ、
チューリップの芽もぐんぐん生長し、だいぶ葉が伸びてきました。
さて、きょうは木曽5木のひとつ、「ヒノキ」をお届けします。
ちなみに5木とはヒノキ・サワラ・ネズコ・コウヤマキ・アスナロ
をさします。
「檜」と書きます。
日本と台湾のみの分布だそうです。
日本では本州中部(福島県)以南~九州まで分布します。
大きいものは50メートルを越し、径2.5メートル程にもなるそうです。
(それぞれの写真内をクリックすると大きい画面に変わります。)
葉裏の白い気孔帯がY字状あるいは亀甲状になっているのが特徴です。
樹皮は褐色で、帯状に剥がれます。
乾燥した場所を好み、天然のものは尾根筋の岩場等に
見られるそうです。
ヒノキは、日本では高級建材ですね。
正しく使われたヒノキの建築では1000年を超える寿命を保ち、
とても耐久性が高いです。
樹皮も檜皮(ひわだ)葺として神社等に使われます。
ヒノキ科の植物です。
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ボケ
- 2010年1月18日 10:43
- 木
きょうは、久しぶりに最高気温が二桁になるそうな・・?
暖かい日になりそうです^^。
実家にある「ボケ」に実が付いていたので、紹介しましょう。
(それぞれの写真内をクリックすると大きい画面に変わります。)
これは、庭に植えられた「ボケ」です。
日本に自生するボケは「クサボケ」といいます。
実が瓜に似ており、木になる瓜で「木瓜(もけ)」とよばれたものが
「ぼけ」に転訛(てんか)したとも、「木瓜(ぼっくわ)」から「ぼけ」
に転訛したとも言われるそうですが・・確かに実は瓜みたい?!
実は去年からの実だと思います。
花はいつもは3~4月に咲くのですが、気が早くもう咲いていました。
葉よりも先に花が開きます。
花の色は朱赤や淡紅。その他、白や白と紅の斑などがあります。
庭植えの他、盆栽にも使われますね。
中国原産で平安時代に渡来した帰化植物です。
暖地を好みます。
バラ科の植物です。
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ツタウルシ
- 2009年10月27日 07:48
- 木
今朝は雨も上がり、猿投山が姿を見せてくれました^^v
風もややあり、風に舞って落ちた赤い桜の葉が綺麗です。
さて、先日、里山を歩いていたら、遠くに紅葉が見えました。
何の紅葉だろうと近づいていくと・・
「ツタウルシ」が木に巻きついていたのでした。
(それぞれの写真内をクリックすると大きい画面に変わります。)
北海道~九州に分布する落葉のつる植物です。
下からアップで・・。
葉は3枚の小さい葉がひとつになるのが特徴です。
気根を出して他の木の幹をよじ登ります。
とても美しい紅葉ですが、かぶれるので要注意。
ウルシ科の植物です。
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