- 2009年10月12日 12:54
- 花
今朝早く、モズの高鳴きに誘われて、ベランダに出たら、
有明の月が見えました。
それから玄関に出たら、なんと昨夜の間に、月下美人が一輪
咲き終えたようで、脱力した姿を秋の風に晒していました。
ごめんね、気づいてあげられなくって・・。
さて、先日、林の縁を歩いていたら、あ、草叢の中に白い花が・・。
「ネナシカズラ」です。きょうは、この「ネナスカズラ」をお届けします。
(それぞれの写真内をクリックすると大きい画面に変わります。)
「根無葛」と書きます。
そのまま、根のない つる草(葛)という意味です。
葉も退化し、ありません。
各地の日当たりのよい野山や荒地の藪に見られる、つる性の
寄生植物です。
宿主にまといつくと、寄生根を出して栄養を吸い取り、そこから
根が枯れていくそうです。
茎が太く淡緑色で褐色の斑点があります。
花びらは5つに裂けています。
ヒルガオ科の植物です。