- 2017年10月13日 11:56
- 草
きょうは朝から曇りでどんよりとしています。
気温もきのうまでとは違い低めで、長袖でないと
ひんやりします。
先週の日曜日に久々に新城付近に出かけました。
途中、黄色のカンナやヒガンバナがまだ咲いていました。
とても日差しが強い日で暑い一日でした。
川原の土手の明るい藪に咲いていた、その名も
「ヤブツルアズキ」をお届けします。
「藪蔓小豆」と書きます。
(それぞれの写真内をクリックすると大きい画面に変わります。)
花は黄色で長さ1.5センチ程。
普通の蝶形花は左右相称ですが、ヤブツルアズキは非相称。
花が左に偏って渦を巻いている独特の形をしています。
つる性の植物です。
茎や葉に黄褐色の毛があります。
葉は互い違いに付き、3枚の小さな葉が集まって
ひとつの葉になっています。
小さな葉は長さ3~10センチ、幅2~8センチの
狭卵形~卵形で、浅く3裂するものもありました。
実は長さ4~9センチの線形で垂れ下がります。
最初、緑色だった莢は熟して黒っぽくなり、莢が弾けると
中から種が飛び出てきました。
数えたら12個でした。
大きさはアズキの半分よりずーっと小さいです。
一粒が5ミリ程の細長い円筒形の黒い種です。
また、ヤブツルアズキは日本に自生するアズキの野生種です。
縄文時代の早くから食料資源として頻繁に利用されていた
ようです。
ググってみると、これで赤飯やらぜんざいを炊くと
アズキよりも美味しいとのこと・・?
花期は8~10月です。
本州、四国、九州に分布します。
マメ科の植物です。
参考:ダイズの野生種はツルマメです。
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