- 2010年6月17日 10:20
- 花
きのう、実家の庭のクチナシを切って生けました。
一輪でもいい香りを放っています。
きょうはこの「クチナシ」をお届けします。
♪くちなしの花の 花のかおりが
旅路の果てまで ついてくる・・・♪
「梔子」と書きますが、
名の由来は、実の口が開かないことから「口無し」とのこと・・。
そういえば、香水にもクチナシの香りのガーデニアというのが
ありますね・・。
(それぞれの写真内をクリックすると大きい画面に変わります。)
厚みのある花は最初、白ですが、しだいに黄色っぽく変色します。
上品で良い香りがあり、黄色になってもまだ匂っています。
また、合弁花であり、4センチ程ある筒状の花の先は5~7つに
分かれますが、普通は6つに分かれるものが多いようです。
黄色の雌しべは大きくて、花の真ん中に突き出ています。
その先は浅く2つに分かれています。
薄茶色の雄しべは花びらの間に、はめこんだように広がっています。
蕾は下の写真のようです。
葉はやや厚くて、光沢があります。
葉の裏はやや白っぽいです。
本州(静岡以西)、四国、九州に分布しています。
アカネ科の植物です。
過去記事はこちら↓
ちなみに、この一重のクチナシは実ができますが、
八重のは実ができません。