- 2012年8月12日 16:43
- 木の実
きょうは何年ぶりかに熱田神宮に行きました。
暑かったけれど、玉砂利を踏んで鎮守の森に入ると、
ひんやりしていい気持ちでした。
さすが、神社は都会のオアシスです。
巨大なクスノキはじめ、サカキやカクレミノ、シラカシ、マテバシイ、
イスノキ、クロマツ、クロガネモチ、モチノキ等々ありました。
帰りに駐車場の上にかかった木を見上げると、青い実が付いていました。
(それぞれの写真内をクリックすると大きい画面に変わります。)
高木でしたが、なんとか一番下の葉を触ることができました。
葉は薄く、ザラついていました。
互い違いに付いた葉の縁にはギザギザがあります。
「ムクノキ」でした。
「椋木」と書きます。
見上げて撮ったので葉裏が写っています。↓
今、緑色の実は10月頃、黒く熟すそうです。
黒くなった実は甘くて美味しいそうで、ムクドリはじめ鳥たちの
ご馳走になるそうです。
関東以南の本州から四国、九州の山地~低地の森林内に自生し、
神社でよく見られます。
ニレ科の落葉高木です。