- 2014年7月 7日 21:55
梅雨空の中、きょうは朝からマンションの樹木の剪定、
庭師さんの電動バリカン?の音が響いていました。
さて、先日出かけた面の木峠に行く途中のこと・・。
雨がパラパラしだした山道を行くと、あっ、白い花が咲いている木が・・。
連れ合いが「あ、アワブキだ!」とのたまう。
(それぞれの写真内をクリックすると大きい画面に変わります。)
確かに「泡吹」の名の通り、遠くからは白い泡がかぶさったように
見えました^^。
しかし、帰宅して調べたら・・、
この木を燃やすと切り口から泡を出すので名付けられたそうです。_(・_.)/ コケッ。
山地に生える落葉高木です。
高さは10メートル程になるそうです。
樹皮は灰褐色でなめらかそうでした。
若い枝はブツブツと隆起した皮目(ひもく)が目立っていました。
葉は互い違いに付き、長さ10~25センチ程の倒卵形~楕円形。
葉の先はキュッと尖り、2~2.5センチ程の葉柄があります。
葉の縁にギザギザがありますが、低くて先の方だけがツンツンと
突き出した芒になっています。
側脈が平行にギザギザの凸部の先まで綺麗に走っているのが目立ちます。
葉の両面に毛がありましたが、表より裏に毛が多くあり、
共に脈上に毛が多かったです。
葉柄にも毛がありました。
6月~7月に枝の先に20センチ程の円錐形の塊りの花を付けます。
1つ1つの花は直径2~3ミリ程の小さな淡い黄白色の花です。
花びらは5枚で外側の花びら3枚は広卵形、内側2枚は線形です。
本州、四国、九州に分布します。
アワブキ科 の植物です。