- 2009年4月25日 13:22
- 花
きょうは、果実の形を中国の楽器チャルメラに見立てた、
チャルメルソウの仲間の「ミカワチャルメルソウ」をお届けします。
(それぞれの写真内をクリックすると大きい画面に変わります。)
低い山の森の中の川沿いの薄暗く湿った所に
数株生えていました。
葉は根元だけにあり、縁に不揃いなギザギザがあります。
そこからすーっと伸びている茎は、高さ30~50センチ程で、
毛が生えています。
その茎の上の方に、互い違いに花が付いていました。
「花はどれ?」
じつは魚の骨のような形をしているのが花だそうです。
普通5枚ですが、たまに6枚のもありました。
紅紫褐色で羽状に7裂していました。
花の大きさは径7ミリ程で、ガクは直立していました。
愛知、岐阜、長野、静岡県に分布しているそうです。
チャルメルソウの変種とされています。
とてもユニークな花ですね。
ユキノシタ科の植物です。
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