- 2013年5月 5日 08:52
- 花
きょうは子どもの日、うちにはもう幼い子はいませんが、
毎年、五月人形を出して飾っています^^。
ちまき、柏餅はもういただいてしまいました^^;
さて、今年は気温が低めで、例年なら部屋にあるベゴニアを
4月中旬にはベランダに出すのですが、まだ出しておらず、
頃合いを見計らっているところです。
マンションの日陰にあるエビネは、今年は花芽が10本も出て、
こちらはかえって調子良く、今、6本は満開です。
きょうは、「ニガイチゴ」の花をお届けします。
「苦苺」と書きます。
別名は ゴガツイチゴ(五月苺)。
里山の林縁に生えていました。
つるのように枝垂れていますが、落葉低木です。
茎は立ち、枝分かれして広がっています。
(それぞれの写真内をクリックすると大きい画面に変わります。)
葉は互い違いに付き、葉柄があります。
枝には棘があります。
葉柄や葉の裏の葉脈上にも棘があります。
葉の縁には不揃いなギザギザがあります。
5枚の花びらを持つ白い花の直径は2.5センチ程です。
下向きに付けるモミジイチゴなどの花と違い、
花を上向きに付けるのが、ニガイチゴの特徴です。
実は、直径1センチ程で6~7月に赤く熟したら結構食べられますが、
種に苦みがあるので「ニガイチゴ」という名前の由来となっているそうです。
花は花びらがやや細く、隙間が目立ち、しわしわになっているのが特徴。↓
横から見たところ。ガク片が後ろに反りかえっています。↓
本州、四国、九州の丘陵地、低山の日当たりの良い林縁に分布します。
バラ科の植物です。