- 2016年2月14日 09:57
- 木
昨夜からの雨がそろそろ止んで、雲間から明るい日差しが
時々射すようになりました^^。
きょうは春のような気温になるとTVが言ってます。
美術番組ではモネをやっています。
気候が良くなるとどこかへでかけたくなりますが・・。
さて、島の植物、きょうは「ヒメユズリハ」をお届けします。
「姫譲葉」と書きます。
葉がユズリハより小さいことから名付けられました。
(それぞれの写真内をクリックすると大きい画面に変わります。)
照葉樹林内に自生しますが、暖地の海岸付近に多く生え、
クロマツ、トベラやウバメガシと共に海岸林を成す
大事な植物のひとつです。
このように海岸沿いの尾根など風の強い所では低木状であまり
大きくなりませんが、風の弱い谷や、やや内陸で育った
個体では高さは10メートル程にまで生長するそうです。
厚めの葉は互い違いに付き、枝先に集まって付きます。
長さ4~15センチ、幅2~6センチ程の楕円形です。
葉の網状脈がはっきりしています。
革質で表面は光沢があり、葉裏は淡緑色です。
葉柄は1.5~5センチ程と長く、このように紅色を帯びる
こともあります。↓
よく見ると上の方の葉柄の付け根あたりに、
赤っぽい冬芽が出てたようです。
ちゃんと写真撮ってくればよかったな~^^;;
本州(福島県以南)、四国、九州、沖縄に分布します。
トウダイグサ科の植物です。(DNA判定ではユズリハ科です。)