- 2009年11月17日 13:21
- 木の実
冷たい雨に、紅葉した葉も少し寒そう・・。
きょうは「ムラサキシキブ」をお届けします。
「紫式部」と書きます。
紫色の実の清楚な美しさを平安時代の「紫式部」にたとえて
名付けられました。
(それぞれの写真内をクリックすると大きい画面に変わります。)
高さ3メートル程の落葉低木です。
葉は向かい合って付き、先が尾状になっています。
葉の縁には細かいギザギザがあります。
美しい紫の実は丸くて径3ミリ程で、実のつき方はややまばらです。
北海道~九州、琉球列島の山野に分布しています。
クマツヅラ科の植物です。
(注)一般に「ムラサキシキブ」と称して流通し、庭木によく
植えられるのは「コムラサキ (小紫)」が多いようです。
コムラサキの場合、枝が下垂し、葉が小さく、縁にギザギザがある
のは先の方、半分だけです。そして、実が沢山付きます。