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2015年10月 Archive

ヨメナ

  • Posted by: winc
  • 2015年10月28日 17:30

住宅街を運転していたら、道を茶色っぽい鳥が横切りました。
静かに進んでチラリと見たら、白い斑点のある紋付鳥、ジョウビタキの
♂でした。もう冬鳥の姿を見る季節なんですね。

さて、きょうは・・森に行った時に見た「ヨメナ」をお届けします。
「嫁菜」という名は春の若葉が食べられ、秋に美しい花を開く
ことからムコナ(シラヤマギク)に対してヨメナと名付けられたようです。
山野のやや湿った所などで見かけます。
一輪しか咲いていませんでした。
すぐ横に蕾がありました。
お昼少し前に撮ったのですが、夜露?が残っていました。
開いてそう間もない花か・・瑞々しい花でした。

(それぞれの写真内をクリックすると大きい画面に変わります。)

葉は互い違いに付いて、短い柄があり縁には粗いギザギザがあり、
よく見ると縁には微毛があります。
表面にやや光沢があります。
淡紫色の花はノコンギクとよく似ていますが、葉はノコンギクの
ようにはざらつきません。

春の若葉は菜飯、あえもの、天ぷらなど食用にされるそうです。

花期は7~10月です。

本州(中部地方以西)、四国、九州に分布します。

キク科の植物です。

イヌタデの実

  • Posted by: winc
  • 2015年10月27日 18:26
  • 草の実

あちらこちらから、錦秋の便りどころか、はや、木枯らし1号が吹いたとか、
山が雪帽子を被ったとの便りも聞かれるようになりました。
今更ながら、日本列島の北と南では大違いですね。
こちら名古屋ではだいぶサクラやイチョウ、ケヤキなど色づいてきました。
先日、久しぶりに森に出かけました。
きょうはその時見た「イヌタデの実」をお届けします。

「犬蓼」と書きます。
「蓼酢」を作るヤナギタデ(本タデともいう)に対して役に立たない、
つまらないタデということで、「イヌ」を付け、「イヌタデ」と
名付けられたようです。
ヤナギタデの葉は非常に辛く、磨り潰して酢と混ぜて蓼酢を作るそうです。
また、刺し身のつまに使われるタデは、ピリッとした辛味のある
ヤナギタデの芽生えで紅蓼と言います。
私もベニタデ、大好きです。
そういえば、「蓼食う虫も好き好き」という言葉もありますね。

さて、イヌタデは秋に茎の先から穂を出し花を密に付けますが、
花よりもその後に見られるピンクの実が目立ちます。
私、この実を花か、蕾かとつい最近までそう思っていました(汗)。

下の写真では黒い実が写っています。↓

(写真内をクリックすると大きい画面に変わります。)

高さは20~40センチ程です。
ピンク色の萼(花びらはありません)が実を包んでいます。
昔はこの粒々のピンクの実を赤飯に見立て、アカマンマとと呼んで、
ままごとの材料にしたものだそうです。
なかなか味のあるイヌタデの花は、道ばたや田んぼの畔によく似合います。
鮮やかな濃いピンク色の可愛い花、絵のモチーフにもいいかもしれません。
芸術の秋ですね♪

北海道~沖縄に分布します。

タデ科の植物です。

ハクモクレンの実

  • Posted by: winc
  • 2015年10月15日 12:06
  • 木の実

雲がうっすらとかかっていますが、穏やかな秋の一日です。
遠くで鳥の声もしています。
道端の日だまりにあるタマスダレは終盤ですが、
まだ頑張って咲いています。
マンションのケヤキの葉は、数日前から赤やオレンジ、
黄色に変化しています。
例年ならほとんど黄色くなるのですが、今年はなんだか
赤味が強いように思われます。

さて、きょうは、先日見たハクモクレンの実をお届けします。

(写真内をクリックすると大きい画面に変わります。)

花の数だけ実を付けますが、緑色のうちにほとんどが、
落ちてしまい、こうして赤く熟すものは少ないようです。
でもこの木には赤い実が数個見られました。
独特な形の実ですが、丸く膨らんだ部分から、やがて
オレンジ色の種が顔を出し、 その後、黒くなるようです。

関連する過去記事はこちら→ハクモクレン

パンパスグラス

  • Posted by: winc
  • 2015年10月11日 19:28

このあいだ、何十年ぶりかの同窓会などあり、所用も重なって
何かと落ち着かず更新が滞りました^^;
きょうは雨の中を縫って、時折お祭りの声が聞こえてきたり
しましたが・・比較的静かな一日でした。

きょうは「パンパスグラス」をお届けします。

(それぞれの写真内をクリックすると大きい画面に変わります。)

パンパと呼ばれる南米の草原地帯に自生しているので名付けられました。

原産地はブラジル、アルゼンチン、チリなどです。
日本には明治時代に入って来て観賞用に栽培されています。
別名は「シロガネヨシ」というそうです。

背丈が2メートル程になり、ススキの穂をゴージャスにしたような
フサフサした乳白色の分厚い穂を付けます。
生け花やフラワーアレンジメントの材料としても、よく使われています。

開花期は9~10月で、日当たりを好みます。

イネ科の植物です。

ホオノキの実

  • Posted by: winc
  • 2015年10月 2日 20:03
  • 木の実

スーパームーンとかお月見にかまけていたら、もう10月の声を
聞き、カネタタキやコオロギなどの虫の音も毎晩聞かれ、すっかり
夜は涼しくなりました。

さて、先月、春日井へ行きましたが、その帰りがけの17時半頃、
高木の下を通りかかった時に偶然上を見上げたら、
西日に照らされて赤い実が見えました。

(それぞれの写真内をクリックすると大きい画面に変わります。)

ホオノキの実でした。
この実は袋果(熟すと皮が自然に裂けて種を放出する)が
たくさん集まった集合果で、落葉の頃に赤く熟すようです。

写真の実の右と左の2か所ほど皮が裂けて種が見えています。

過去記事はこちら→ ホオノキ

モクレン科の植物です。

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