草の実 Archive
コクラン花後
- 2016年1月30日 16:33
- 草の実
今朝起きたら、雨の音・・。
でも途中から止んで曇りになりました。
敷地内のウメの花も徐々に咲き始めていますが、
曇り空で心なしか寒そうに見えます。
さて、島の植物の続き・・。
大きな木に這い上がったフウトウカズラを見つけた常緑樹林内で、
何やら
クモキリソウ
やジガバチソウに
似ている葉を発見!
連れ合いが「おっ!ランのようだ!」というので(≧[◎]oパチリ!
写真、平行脈が見える緑色の葉です。↓
(写真内をクリックすると大きい画面に変わります。)
卵形~卵状楕円形で先は尖っている葉は、
長さは7~8センチ、幅4~5センチ程でした。
茎の上に残っていたのは実でした。
倒卵状の長楕円形で、長さ10~15ミリ、幅4~6ミリ程。
本州(茨城県以南)、四国、九州に分布します。
いつかコクランの花も見たいものです。
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ヨルガオの実
- 2015年11月26日 22:25
- 草の実
雨が降ったり止んだりし、少し寒く感じました。
雨に濡れた色とりどりの小菊には風情がありました。
ビワの木の上の方に巻き付いたツルウメモドキの実の黄色も見えました。
そして、白いビワの花も咲いていました。
もう、冬はそこまで来ていますね。
きょうは晴れ間をみて、先日お友達にいただいた夕顔の実とやらが
やっと撮影できました。
でも、どうもあの干瓢(かんぴょう)を作るウリ科のユウガオと
思えないので、調べてみました。
すると・・やはり、これは正確には「ヨルガオ」でした。
きょうはこのヨルガオの実をお届けします。↓
(それぞれの写真内をクリックすると大きい画面に変わります。)
ヨルガオは夜顔と書き、俗には白花夕顔とも言われ、お花屋さんや
ホームセンターでは夕顔の名で売っているらしいです。
「ユウガオ」と「ヨルガオ」、混乱されがちですが、全く別の植物です。
撮影後、実の中身が気になったので触ったらすぐ割れて、中から
種が出てきたので、また、≧[◎]oパチリ。
↑一番初めに割れた実に種は3個入っていました。
白い種二つと黄色っぽい種がひとつ。
2番目と3番目に割れたのには、それぞれ2個入っていました。
(この後、もうひとつ別の実を割ると、種は1個だけ入ってました。)
大きさ1センチ程の種は白色をしていますが、未熟ではないようです。
熱帯アメリカ原産です。
ヒルガオ科の植物です。
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マルバノホロシの緑の実
- 2015年11月 5日 12:09
- 草の実
朝から剪定の音がしています。
庭師さん5人にマンションの庭に入っていただいています。
木々の数が多く、桜や欅も数本ずつあるので、毎年、結構大変です。
日中、気温が上がり、蚊も出てきました。
でもお天気が良くよかったです。
きょうは林で出逢ったマルバノホロシの緑の実をお届けします。
(それぞれの写真内をクリックすると大きい画面に変わります。)
艶やかな緑の実でした。
もう少したてば、赤くなることでしょう。
「マルバノホロシ」がもっとわかる!
是非、過去記事も併せてご覧下さい。→マルバノホロシ
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イヌタデの実
- 2015年10月27日 18:26
- 草の実
あちらこちらから、錦秋の便りどころか、はや、木枯らし1号が吹いたとか、
山が雪帽子を被ったとの便りも聞かれるようになりました。
今更ながら、日本列島の北と南では大違いですね。
こちら名古屋ではだいぶサクラやイチョウ、ケヤキなど色づいてきました。
先日、久しぶりに森に出かけました。
きょうはその時見た「イヌタデの実」をお届けします。
「犬蓼」と書きます。
「蓼酢」を作るヤナギタデ(本タデともいう)に対して役に立たない、
つまらないタデということで、「イヌ」を付け、「イヌタデ」と
名付けられたようです。
ヤナギタデの葉は非常に辛く、磨り潰して酢と混ぜて蓼酢を作るそうです。
また、刺し身のつまに使われるタデは、ピリッとした辛味のある
ヤナギタデの芽生えで紅蓼と言います。
私もベニタデ、大好きです。
そういえば、「蓼食う虫も好き好き」という言葉もありますね。
さて、イヌタデは秋に茎の先から穂を出し花を密に付けますが、
花よりもその後に見られるピンクの実が目立ちます。
私、この実を花か、蕾かとつい最近までそう思っていました(汗)。
下の写真では黒い実が写っています。↓
(写真内をクリックすると大きい画面に変わります。)
高さは20~40センチ程です。
ピンク色の萼(花びらはありません)が実を包んでいます。
昔はこの粒々のピンクの実を赤飯に見立て、アカマンマとと呼んで、
ままごとの材料にしたものだそうです。
なかなか味のあるイヌタデの花は、道ばたや田んぼの畔によく似合います。
鮮やかな濃いピンク色の可愛い花、絵のモチーフにもいいかもしれません。
芸術の秋ですね♪
北海道~沖縄に分布します。
タデ科の植物です。
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コカモメヅルの実
- 2012年9月 2日 13:57
- 草の実
昨日、久々に県内の森に行ってきました。
やっぱり森はいいですね~^^。
収穫もありました~♪
花は終わっていましたが、コカモメヅルの実を見ることができました。
最初、カマキリがそばにいて、またカマキリか?と思って近くによって
見たら、なんと他のブログで見たことのあるカモメヅルの実でした!
帰宅して調べたら、コカモメヅルの実でした^^。
きょうはこの「コカモメヅルの実」をお届けします。
(それぞれの写真内をクリックすると大きい画面に変わります。)
カモメが飛んでいるようにも見えますね。
真ん中当たりで極細の糸で縛ったようになり、ぶら下がっています。
実の両端はツクンと尖っており、6~7センチ程の大きさでした。
表面はつるつるとしていて無毛でした。
ガガイモ科の植物です。
初めて見ることができ、うれしかったです。
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ササゲ
- 2012年8月19日 07:40
- 草の実
昨日お施食会も済み、過日の棚経、お墓参りと、今年もお盆の
法要行事は無事済みました(^。^;)ホッ!
きょうも早朝から鳥やセミの声が響き渡っています。
でも今朝は昨日午後の大雨のせいで秋のような涼しさです。
まっ、ほんのひと時でしょうが、ホッとします(^ー゚)bネッ♪。
さっ、今のうちにブログを・・(笑)
きょうは夏の食卓の友(*^^*)、ササゲを紹介します。
と いっても普通の緑色の十六ササゲではなく、黒紫色のササゲです↓
(それぞれの写真内をクリックすると大きい画面に変わります。)
スーパーでは見たことがなく、農業センターで初めて見たので、
買い求めました。
残念ながら名前はわかりません。
ご存知の方がいらしたら、教えていただけるとうれしいです。
(→「ムラサキササゲ」というようです。8/31)
茹でても色はこのとおり↓
普通のササゲも美味しくて大好きですが、よりコクがあり美味しい
ササゲでした(*^-゜)v
昔、普通の十六ササゲのことを私の実家(名古屋)では"ササギ"と
言っていました。
調べたら、長野では"ササギ"と言うそうですが・・。
ちなみに両親は長野出身ではありません^^;;。
もうひとつおまけに先回あげたキリギリス、私の実家では"ギッチョ"と
言っていました。
調べたら、長野の穂高地方では"ギッチョ"、同じく南木曽地方では
"ギス"と言うそうです。
いろんな言い方があり面白いですね~〆(^∇^* )メモメモ
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フタリシズカの実
きょうで6月ももう終わり。
今月は皆様のおかげで1年7ヶ月ぶりに2桁回数アップできました。
有難うございますm(_ _)m。
さて、きのうの16時半頃、今季初めてマンションで
コシアキトンボが旋回しているのを見ました。
例年より遅めのお出ましか~^^。
いつもより2メートル程上空を旋回していました。
きょうは滋賀の山でであった「フタリシズカ」を
お届けします。
「二人静」と書きます。
(余談:「二人静」といえば、両口屋ですが、こちらは
「ににんしずか」と呼ぶ和三盆のお菓子です^^;)
(それぞれの写真内をクリックすると大きい画面に変わります。)
「フタリシズカ」という名は、静御前とその亡霊の舞姿を
2本の軸にたとえ、名付けられたようです。
花穂が2本、だから「一人静」に対して「二人静」と
私も思っていましたが、実際には穂が1本、2本、3本、4本・・数本と、
まちまちで一定しないそうです。
山野の林下に生え、草丈は30~60センチ程です。
群生しているのもありました。
茎の先に穂状に米粒のような花を付けますが、もう花が終わって
緑の実が付いているようです。
センリョウ科の植物です。
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ハダカホオズキ
- 2011年11月13日 15:12
- 草の実
きのう、天気も良く気温も高かったので、庭仕事を2つこなしました。
木立や根茎性のベゴニア、50鉢余りを部屋の中に入れました。
その後、マンションのプランター花壇3つにチューリップ60球余りと
アネモネ、ラナンキュラス、クロッカスの球根を植えつけました。
作業中も蚊が出て、あわてて蚊取り線香をつけました(^^;)
きょうも日中は暑いくらいの陽気でしたね。
病院見舞いに行く途中、車の停車中に、街路樹の根元に
ヨモギの花が付いているのを見つけました。
きょうはこの陽気に合わせて?!「ハダカホオズキ」を
お届けします (^っ^;) 。
「裸酸漿」と書きます。
実がホオズキのようにガクが変化した袋に包まれていなくて、
裸のままということで、名付けられました。
先日、山へ行ったら、林縁のそこここに生えていました。
上から撮ったもの↓
(それぞれの写真内をクリックすると大きい画面に変わります。)
草丈は70センチ程でした。
先が尖った葉は互い違いに付いています。
写真の葉はもう黄色になっていました。
実は直径1センチ程の縦長で2~4個ぶらさがり、赤く熟します。
本州、四国、九州に分布します。
ナス科の植物です。
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トキリマメの実
- 2010年10月28日 20:48
- 草の実
秋の雨が静かに降った一日でしたね・・。
きのう京都の和菓子屋の鬼まんじゅうで、鬼まんじゅうの上に甘く
煮た小豆が載っている、変り種の鬼まんじゅうを買って食べました。
まあ、おいしかったけど、私はやはりシンプルな鬼まんじゅうの
方がいいと思いました_(・_.)/ コケッ。
さて、きょうは「トキリマメ」をお届けします。
「吐切豆」と書きます。
名の由来は不明らしい。
別名はオオバタンキリマメというそうです。
(それぞれの写真内をクリックすると大きい画面に変わります。)
山地や丘陵地の林の縁に生えるつる性の植物です。
葉は3つの小さな葉からなっています。
大変よく似た タンキリマメとの違いは、
葉の付け根寄りに葉の幅のいちばん広いところがあることです。
また、葉は薄く、葉にある毛はまばらなことです。
パッと見、タンキリマメよりトキリマメの葉の方が、バランス的に
スマートな感じを受けます^^。
葉裏はこんなふうでした↓
これから季節が進むと赤いさやが茶色になり、実がはじけて、
中からぶらさがったような黒い種が出てくることでしょう。
関東以西の本州~九州に分布しています。
マメ科の植物です。
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マルミノヤマゴボウ
- 2010年8月27日 14:30
- 草の実
しばらくご無沙汰してしまいましたヾ(^^;)
ここ2~3日で丑三つ時から明け方までは、だいぶ涼しくなりましたが、
まだ日中は残暑が厳しく、汗を拭くハンカチが手放せません。
さて、きょうは2週間程前に山で撮った「マルミノヤマゴボウ」を
お届けします。
最初見た時、ヨウシュヤマゴボウかな?と思ったのですが、
まてよ、花の房が垂れ下がっていないよ~?と思い、
≧[◎]oパチリしました。
(それぞれの写真内をクリックすると大きい画面に変わります。)
「丸実の山牛蒡」と書きます。
葉は互い違いに付いています。
果穂はすっくと上を向いています。
関東地方以西の本州~九州の山地に生えています。
ヤマゴボウ科の植物です。
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ウバユリの実
- 2010年8月18日 15:34
- 草の実
連日厳しい残暑に見舞われていますね、どなた様もご自愛を・・。
きょうは施餓鬼会に行ってきました。
お寺にはフシグロセンノウなど生けてありました。
さて、先日2週間ぶりにまた同じ森に出かけました。
以前撮ってアップしたウバユリは、もう花はなく
こんな実を付けていました。↓
(それぞれの写真内をクリックすると大きい画面に変わります。)
よその森も回ったら、まだウバユリが咲いていました。
友達が良い香りがするよと教えてくれたので、嗅いでみると、
うわ~っ、良い香り~♪
雨の合間に嗅いだからか?よくわかりませんが・・
前はあまり香りはなかったという記憶でした。
でも、今回はよく香っていました^^v
ホント、意外にも良い香りだったんです。
娘盛りを過ぎても、姿はともあれ、中に魅力を秘めている
大人の女を姥というのかしら?
姥といえば、そうそう、随分前に買って読んだ
『姥ざかり花の旅笠 小田宅子(おだいえこ)の「東路日記」』とか、
同じ著者(田辺聖子)の「姥ざかり」という小説もあったような・・?
きょうはこのへんで・・。
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オオオナモミの実
- 2010年2月 2日 11:48
- 草の実
きのうの記事に書き忘れましたが~^^;おとといの深夜、
TVでJeff Beckの演奏を見ました。
年を経ても、今だギター一筋に精進! 素晴らしい(*^-゜)vィェィ♪
かなり昔にJeff Beckの「Blow By Blow」を買い、その中の
「Cause We've Ended As Lovers 」にイカレてました^^;
今でも好きでギターのむせび泣くよな音にシビレます!(#^.^#)
また、「Diamond Dust」も好きです♪
とても美しい曲です。今の季節にぴったりかも・・。
さて、前置きには全然関係なく^^;・・
きょうは、同じく海岸に生えていた「オオオナモミ」をお届けします。
(それぞれの写真内をクリックすると大きい画面に変わります。)
北米原産の帰化植物で、湖岸や放棄畑、
河原やため池に群生しています。
アップで↓
1929年に岡山で初報告された後、全国に広がり、
実が水に運ばれたりして、分布を広げているそうです。
もっとアップで↓
これを見た時オナモミかオオオナモミか迷いましたが、
調べてみると、現在ではオナモミはオオオナモミに駆逐され、
ほとんど見られなくなってしまったそうです。
キク科の植物です。
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ツルアリドオシの実
- 2009年11月26日 11:53
- 草の実
また、また、長らくのご無沙汰でした・・。
街路樹の紅葉が綺麗ですね・・。
街の電飾も華麗です。
ベランダで凍えていたアイスバーグの蕾、2~3日前に切って
部屋に入れたら、きょう、いい香りを放ちながら咲いてくれました。
さて、11月の林の中を歩いていたら、小さな赤い実を見つけました。
「ツルアリドオシ」の実でした。
きょうはこの「ツルアリドオシの実」をお届けします。
ツルアリドオシの別名は「一両」と言います。
ちなみに別名の十両は(ヤブコウジ)のこと、百両は(カラタチバナ)
のことで、千両、万両はそのままセンリョウ、マンリョウです。
(それぞれの写真内をクリックすると大きい画面に変わります。)
花は二つ対で咲くのですが、実は合体して一つになるそうです。
花は過去記事からどうぞ→ツルアリドオシ
二つの花の痕(穴)が見られますか?↓
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