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2016年11月 Archive

ニシキギ

  • Posted by: winc
  • 2016年11月30日 15:22

きょうで霜月も終わり・・カレンダーも残すところ後1枚。
空は鉛色の厚い雲で覆われ、お天気は下り坂~(^^;)。
喫茶店のテーブルに飾られた可愛いピンクの小菊が
元気をくれます。

さて、きょうは・・「ニシキギ」をお届けします。
紅葉が美しいので「錦木」と言います。
生垣に利用されることもある落葉低木です。
公園の生垣に利用されていました。↓

(それぞれの写真内をクリックすると大きい画面に変わります。)

枝に翼(板状のコルク質の突起)があるのが特徴です。

葉は楕円形で長さは5センチ程、縁には細かいギザギザがあります。

一番紅葉が美しい時にまた出逢いたいものです。

ニシキギ科の植物です。

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エノキ

  • Posted by: winc
  • 2016年11月26日 20:00

とりどりの街路樹の並木・・、
トウカエデの緑、オレンジ、赤のグラデーション、
イチョウの緑、黄色、そろそろ終盤で落ち葉の季節ですね。

さて、きょうは・・今の季節、黄葉が綺麗なニレ科三兄弟の
ひとりのエノキ(榎)をお届けします。
公園にあったエノキです。↓

(それぞれの写真内をクリックすると大きい画面に変わります。)

山地に生え、境内などにも植栽されます。
また、街道筋の一里塚によく植えられています。
明るい林縁でよく育ちます。
高さ20メートル程になりますが、よく枝分かれして、
樹冠は横に広がります。

樹皮は灰黒色で、小さな皮目が多めですが、
割れ目などはありません。

葉は互い違いに付き、左右非対称の広卵形~広楕円形。
縁の上半分に波状のギザギザがあるものが多い。
側脈は葉の縁近くで上に曲がりギザギザの中へは入らない。
葉の元から出る3主脈が目立ちます。
葉の先は急に尖ります。

オオムラサキやヒオドシチョウやゴマダラチョウの幼虫の
食草です。

本州、四国、九州、沖縄に分布します。

ニレ科の落葉高木です。

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ヤツデ

  • Posted by: winc
  • 2016年11月23日 19:23

あちらこちらで紅葉便りが聞かれます。
渋滞にもめげず紅葉狩りに行かれた方もたくさんいらっしゃる
でしょうね。
マンションのケヤキは見頃は過ぎ、風にはらはら舞い散っています。
街路樹のイチョウの黄色の落ち葉も風に追い立てられるように
音を立ててランニングしていました。
あすはグッと気温が下がるとのこと・・。
そろそろ冬支度しなくては・・。

きょうは冬の花「ヤツデ」をお届けしたいと思います。

(それぞれの写真内をクリックすると大きい画面に変わります。)

花がボール状に付いていますが、ひとつの花は白くて小さく
径5ミリ程です。
開花前期(雄性期)の花では5枚の花びらと5本の雄しべがあります。

小さな花の真ん中のクリーム色の花盤には、たくさんの透明な
蜜の粒が見えます。

ヤツデは花が少ない冬の時期に、甘い蜜で昆虫をおびき寄せる
虫媒花です。
中でもハエが花粉を媒介する「ハエ媒花」だそうです。

花びらと雄しべが落ちると、雌しべの柱頭が伸びて
開花後期(雌性期)になります。
若い実です↓

球形の緑の実は径8ミリ程ですが、後に黒く熟します。

本州(茨城県以西)、四国(太平洋側)、九州(南部)の林内に
生えます。

ウコギ科の植物です。

過去記事はこちら→ヤツデの花

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ヒマラヤスギ

  • Posted by: winc
  • 2016年11月20日 20:36

きょう、あのポケモンGOで有名になった聖地に行ってきました。
一時期よりは人出が減り、公園も多少落ち着いた様子でしたが、
若い中国の人のグループが大きな声でしゃべりあい、
お互いモデルになり写真を撮りあったりしていました。

きょうはここにあったヒマラヤスギをお届けしたいと思います。
原産地はヒマラヤ山脈西部の標高1500~3200 メートルの
地域だそうです。
明治12年頃渡来し、我が国では植栽されています。
高さは20-30メートル程、自生地では高さ60メートルにまで
成長し、幹の直径は3メートルに達するそうです。
太い枝が水平に広がり美しい円錐形の樹冠です。

(それぞれの写真内をクリックすると大きい画面に変わります。)

葉は長さ4センチ程の針形で、若い時は明るい緑色、後に
青緑色から緑白色に変化します。
短枝には数十本の葉が束生し、長枝には螺旋状に付きます。

松ぼっくりのような形をしているのを見付けました。
実かな?と思いましたが、どうも雄花のようです。
長さは3センチ程で淡緑色でした。
雌雄同株ですが、雌花は樹齢30年を超えないと花を付けないそうで、
なかなか見ることができないようです。
雌花は受紛して一年をかけて成長し、松ぼっくりになるようです。
熟した松ぼっくりは、松かさを開き、種をはがされて
風に乗って飛ばされます。

庭木や公園や大学キャンパスなどに植えられています。

樹皮は灰褐色で、細かく鱗片状に剥がれます。

名前は杉と付いていますが、マツ科の植物です。

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クスノキ

  • Posted by: winc
  • 2016年11月18日 18:47

先日、なぜか?急に神社に行こうということになり・・(^-^)ゞ
前から少し気になっていたのですが、近場なのに初めて行った
神社でした。

きょうはここにあった大きな「クスノキ」をお届けします。

(それぞれの写真内をクリックすると大きい画面に変わります。)

なんと樹齢千有余年の立派なクスノキのご神木がありました!
こんな立派なご神木があるとは・・露知らず~(・_.)/ コケッ(^^;)

クスノキは暖地に野生する常緑高木ですが、このように神社等で
ご神木とされている巨樹も多いようです。

クスノキは楠という字で書かれたりしますが、本来、「楠」という
字は中国のタブノキを指す字だそうです。
ややこしい(^^;)

葉は互い違いに付き、長い柄があります。

葉をもんだりするとと樟脳の香りがしますヨ。
卵形で先の尖った葉は艶があり革質で、縁は波状になります。
葉脈がつけ根近くから3本に分かれることが特徴です。

径7-8ミリ程の緑色で球形の実は、10~11月に黒色に熟します。
熟すと小鳥たちが啄みます。

古い葉は秋に落葉し、そのときに紅葉します。

樹皮は暗灰褐色、短冊状に縦に裂け目が入るのが特徴です。

アオスジアゲハ、クスサンの食草(食樹)です。

ちなみに、奈良の中宮寺の国宝「弥勒菩薩半跏思惟像」は
クスノキ材で作られたそうです。

本州中南部から四国、九州、沖縄に分布します。

クスノキ科の植物です。

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ムクノキの樹肌

  • Posted by: winc
  • 2016年11月15日 19:41

雨上がり~、街路樹が涙をためている~♪
きょうはとてもお洒落な某喫茶店でムクノキを見つけたので、
お届けしたいと思います。

ムクノキは山地に生えますが、公園や神社にも植えられています。
ムクドリやハト、ヒヨドリなど少し大きな鳥により種が運ばれ、
街でも見られますが、かなり高木になるので、人家に植えられた
ものは初めて見ました。

ムクノキは樹肌がかなり特徴的です。
少し前から喫茶店の窓から見える樹肌が気になっていました。
きょうは雨上がりのせいか?この前より少し赤味が強めの灰褐色
に見えました。
上を見上げて撮ると樹皮が灰色で白っぽい縦縞模様が見られます。
風にそよいで葉が一見丸っこく見えますが、縁のギザギザや側脈は
はっきり見えます。↓

(それぞれの写真内をクリックすると大きい画面に変わります。)

女主人が葉をとって下さったので、ムクノキの確証がとれました(*^^)v。

まずは葉に触るとざらつきます。
葉の表裏共に短い毛があるからです。
葉は卵状長楕円形で、先はシューッと細くなっています。
葉の元は広い楔形で、左右非対称です。
縁にはギザギザがあり、三主脈があり、その両側に側脈が見られます。

ムクノキの成木は灰褐色がかり特徴的な縦縞の樹肌です。
10日ほど前に撮ったものをご覧にいれます。

老木になると筋が割れて短冊状に剥がれていきます。

併せて読んでいただきたい過去記事はこちら↓
ムクノキムクノキの実

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フユノハナワラビ

マンションのケヤキも黄葉してきました。
近くの高校の敷地内にあるイヌエンジュの実が茶色くなっていました。
クスノキの葉も一部は赤くなり、緑の実もほとんど黒色になって
いました。
黒い実をかじったら中から油がいっぱい垂れました。
クスノキの実に結構な量の油が入っていたのは新発見でした(*^^)v

さて、きょうは「フユノハナワラビ」をお届けします。
「冬の花蕨」と書きます。
晩秋から冬にかけて直立した胞子葉を伸ばし、胞子葉の姿が
あたかも花が穂状に咲いたように見えるので、フユノハナワラビと
名付けられました。

里山の草刈りがされたような日が当たる道端の草地に
生えていました。

(それぞれの写真内をクリックすると大きい画面に変わります。)

高さ15~30センチ程。
ギザギザがある葉の先は鈍頭で尖っていません。

胞子葉↓

密に2列に並んだ種のように見える粒々は胞子嚢で、
中には胞子がたくさん詰まっています。

本州~九州に分布するシダ植物です。

ハナヤスリ科の植物です。

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