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2014年3月 Archive
ハチとアブ
- 2014年3月30日 10:32
三月最後の日曜日、朝から雨も風も強いです。春の嵐か?!
この風雨で散ってしまう桜もあるでしょうね・・。
もう少し美しい姿をとどめてほしい~!と勝手なお願い(^人^)
きょうは春ととに動き出す昆虫、「ハチとアブ」をお届けします。
まず、ハチから・・↓
(それぞれの写真内をクリックすると大きい画面に変わります。)
梅の花にとまっているのは、多分セイヨウミツバチだろうと思いますが、
確実にニホンミツバチと見分けるには、後翅の筋模様を見ないと
わからないようです。
捕まえないと調べられないのでやめます。(汗)
気温10度を超えるとミツバチが働き出すそうで、梅はミツバチの助けで
受粉し実をつけるのですね。
お次はアブを・・↓
最初、ハチか?と思いましたが、どうも違うように思いました。
胴にくびれもないし、複眼も大きい。翅も2枚。
調べたら「アシブトハナアブでした。
背中にある「2本の黄褐色のスジ」が決め手でした。
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明石潟
- 2014年3月29日 13:12
午後から花曇り・・マンションの桜も四部咲き程になりました。
ケヤキも芽吹き、花壇のチューリップも着々と葉を伸ばしています。
きょうは、毎年マンションの庭を彩ってくれる椿の中でも
存在感たっぷりの椿「明石潟」を紹介します。
昨日、撮った写真です。↓
(それぞれの写真内をクリックすると大きい画面に変わります。)
愛くるしい桃色です。
あまりに可愛いのでスケッチしてオペラで色を付けました^^。
八重ですが、筒しべです。
満開時は径12~16センチ程にもなる極大輪です。
なのに、枝はとても細くて、花の重みでしなってしまいますが、
それでも確実に咲き進むのですから感心します。
蕾も丸くて特大サイズです。
花つきも良く、大変豪華な花です。
初めて見た人はたいていその大きさに驚くことでしょう。
1859年の「椿伊呂波名寄色附」に載る古い品種とのことです。
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フキ
- 2014年3月20日 16:46
雨に濡れた満開のハクモクレンの下、小学校の卒業式の後らしい
式服姿の親子連れを見かけました。
4月には新一年生で中学の門をくぐるのですね。
さて、"新"といえば、新玉葱、新人参、新キャベツ、新生姜、
新じゃがの季節ですね~(^m^)ムフ (←食べものばっかりかいっ!
新じゃがの皮はホントに薄いですね~。
数日前、茹でで皮つきのまま、何もつけずに食した新じゃがは、
小粒ながらとても美味しかったです。
おとといはスーパーに地元愛知、知多半島の蕗も出ていたので、
長いまま買ってきて、下茹でし鰹節で煮ていただきました。
葉柄(葉の茎の部分)がいわゆる「フキ」として食用になりますね。
柔らかくて、とても香りがいいです。
いっぺんに食卓に春がきました~♪
きょうは「フキ」をお届けします。
全国で栽培されているフキの品種の大部分が、200年以上前に知多半島の
加木屋村(現 東海市)で見つかった「愛知早生ふき」だそうです。
フキは愛知の伝統野菜のひとつなのですね。
蕗に葉が付いていました。葉の真ん中が少し破れていますが・・。
広げるとこんなに大きく、円形で新聞紙大(葉の表)↓
(それぞれの写真内をクリックすると大きい画面に変わります。)
白っぽい葉の裏↓
葉はツワブキと違って光沢はなく、薄く柔らかい感じです。
縁にギザギザのある葉に細かい毛がいっぱい生えていました↑
この葉で、あと二品作りました。
「蕗の葉の梅肉炒め」↓
「蕗の葉とゴマ味噌炒め」↓
炊き立てご飯にピッタリですが、いわんや、酒の肴をや(#^.^#)
キク科の植物です。
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一水
- 2014年3月18日 18:35
朝から弱い雨が降って静かな一日でした。
窓辺から見える山は雨に煙って、近所の梅は盛りを過ぎたのか
赤っぽくぼんやりしていました。
また、車窓から見えた庭木のサンシュユやハナモモは雨露を
まとって、しっとりと見えました。
さて きょうは、おととい撮った近所の藪にある白椿を
お届けします。
先回、名前不明の椿と言っていた白い八重の椿ですが・・。
多分、「一水(いっすい)」だと思います・・。
見上げる程のかなり大きな木です。
(それぞれの写真内をクリックすると大きい画面に変わります。)
枝垂れ性です。
藪に日が射しています。
とても素敵な白椿です。
椿は古事記の昔から人々に親しまれてきた花です。
椿は桜と違って、ひと月近く楽しませてくれます。
花の少ない11~4月まで茶席でも重宝する花です。
そういえば、母が使っていた珊瑚で作った椿の帯留め、探さなきゃ・・
どこいったかな?
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薬草覚え書き
- 2014年3月15日 19:39
近所の藪では、白の八重咲きの名前不明の椿の他、
ピンク地に濃いピンク、縦絞り白覆輪で牡丹咲きの、その名も
「光源氏」という椿が次々と開花してきました^^。
昨日、「薬草利用の基礎知識」という講演会に行ってきました。
きょうはその中で心に残ったことを順不同につらつらと
書きちらしますので、御用とお急ぎでない方はどうぞお付き合いを・・。
☆薬草は古いことに値打ちがある。
大昔から臨床実験されてきた・・ゲンノショウコ、センブリ、ドクダミ。
そういえば、亡き父も、庭に生えた十薬(ドクダミのこと)を
日に干し、お茶にして飲んでいましたっけ・・。
☆くすり=草摺り(くさすり)
薬=草冠(くさかんむり)に楽で、草を楽しむ
☆薬草利用の歴史
野生のゴリラ等、500万年くらい前から薬草利用の歴史はあるそうです。
すンご~い!そんな昔から~w(゚o゚)w オオー!
その他、紀元前2000年頃、
楔形文字に刻まれた最初の薬草は hul gil よろこびの草
それはケシのこと。
シャーロクホームズの「もう一つの顔」のアヘン窟を思い出しました。
聖書に出てくる薬草としては「没薬(もつやく)」、ミルラともいい、
お香としての用途の他に、防腐剤としてミイラ作りに使われ、
その語源となりました。
古事記には「蒲黄(ほおう)」が出ているそうです。
「因幡の白兎」のお話ですね。
蒲黄はガマ、コガマ、ヒメガマの成熟した花粉を乾燥したものです。
ブログ内参考記事→
コガマ、
ヒメガマ
我が家では到来物の薬草茶(ドクダミ+クワ+マタタビ+スイカズラ)や
自家製のウメ酒やキンカン酒等の薬用酒をたまに飲んでいますが、
皆様のお宅ではいかがでしょうか?
薬草風呂を楽しむのもいいですね。
「自然と先人からのいただきものを上手に使うために」という
サブタイトルもさることながら、教授のお人柄がわかる楽しい
講演内容でした。
おまけ:
(写真内をクリックすると大きい画面に変わります。)
↑これは「麦門冬」の地上部の写真です。
バクモンドウ(麦門冬)とは、ジャノヒゲの根をさし、所々、太く
紡錘形で、乾燥させて生薬として使います。
過去記事もご覧下さい。→ ジャノヒゲの実
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椿の皿
- 2014年3月 9日 10:52
こちらは午前中、名古屋ウィメンズマラソンのため交通規制が
あるので、只今TVで観戦中です。
最近は最高気温が一桁の寒さが続き、またダウンコートに逆戻り
しましたが、きょうは昨日より風が少なく穏やかなようなので、
午後から出かけようかなと思っています。
枝垂れ梅など見頃のようですが、近所でしどけなく咲いたスイセンや、
黄金色の花を付けたサンシュユやダンコウバイも
捨てたものではありません。
日向にあるハクモクレンもほころんできました。
さて、マンションの椿はまだ蕾ですが、近所の藪の中の椿は次々と
咲いてきているので、きょうは椿の柄の皿を紹介したいと思います。
(それぞれの写真内をクリックすると大きい画面に変わります。)
椿が5つ咲き、真ん中近くに鳥の姿が・・。
皿の縁には上下に桃、左右に柘榴が描かれています。
側面にはこんな柄が・・↓。
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お雛様
- 2014年3月 3日 22:03
近所の藪に毎年咲く白い椿がほころび始めました。
きょうは雛祭り、信号待ちしていたら、着物姿の中年のご婦人
お三方が、とある懐石料理のお店へ入って行かれました。
風が少し強かったので裾を気にしていらしたのも、
着物ならではの風情がありますが・・(#^.^#)
「雛祭り熟女子会」かな?(笑)
いくつになってもお雛祭りは女の人には楽しいもの・・(*^^)v
そんなこんなで、こちら我が家のお雛様です。↓
(それぞれの写真内をクリックすると大きい画面に変わります。)
毎年、色々なものをお供えします。
今年は・・↓
お雛様、少しお顔を見せてくださいな~(*^o^*)
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