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2011年4月 Archive
カスマグサ
- 2011年4月30日 15:56
- 花
ゴールデンウィークに入りましたね。
車窓から山を見ても、まさに"山が笑う"季節となりました♪
きょうは面白い名前のカスマグサをお届けします。
「かす間草」と書きます。
カラスノエンドウとスズメノエンドウの中間ということで・・・。
つまり、「カ」(カラス)と「ス」(スズメ)の「マ」(間)で、
カスマグサと名付けられましたとサァ~♪
つる性で他の植物などに巻きついて生えます。
(それぞれの写真内をクリックすると大きい画面に変わります。)
花や葉のアップです。↓
花の柄は長いです。
淡紅紫色の花ですが、花びらには濃い紫色の模様があり、
花は1~3つで少し離れて付きます。
正面向きの花↓
実が付いているのもありました。
大きさは1~1.5センチ程、扁平で無毛でした。
実の中には種が4つあるようです。↓
本州から九州の人里の日当たりの良い草地に分布します。
マメ科の植物です。
*ここで皆様にお礼を申し上げます。
fabも今月で丸6年が過ぎました。
ここまでやってこられたのも、皆様の応援のお蔭です。
本当に有難うございましたm(_ _)m。
来月から7年めを迎えますが、何とか続けていきたいと思います。
どうぞ、これからも応援よろしくお願い申し上げますm(_ _)m。
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クロモジ
- 2011年4月27日 09:19
- 木
きのうの夕方、スーパーへ寄ったら、ツバメが巣を作り、
あわただしく出入りしていました。
もう、ツバメの季節なんですね・・。
見つけた子ども達が歓声をあげていました。
さて、きょうは和菓子に使う楊枝の材として知られるクロモジを
お届けします。
新しい枝の樹皮は最初、緑色ですが、次第に黒褐色となるようです。
名の由来は、枝の黒い斑点を文字とみて黒文字の名が生まれたという
説など、諸説あるようです。
葉に芳香があります。葉を揉むとよくわかります。
葉は枝の先端に集まって付きます。↓
(それぞれの写真内をクリックすると大きい画面に変わります。)
新しい葉の裏は、細く長い絹のような毛が多いです。↓
雌雄異株の落葉低木で高さは2~5メートル程です。
花は半透明の薄い黄緑色です。
まだ、開き始めたばかりで、雄花か雌花かわかりません。(>_<)
新枝は緑っぽいですが、黒い所もあり、表面に白いポツポツが見えます。
本州の山地に分布しています。
クスノキ科の植物です。
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椿のある静物
- 2011年4月20日 21:30
- その他
今年、私が見た近所の椿は、どこも例年になく花数が多かった
ように思います。
その椿の花もそろそろ見納めでしょうか・・。
きょうは椿の花で遊んでみました。
(それぞれの写真内をクリックすると大きい画面に変わります。)
・・・
・・・
・・・
あなたのお好きなのがあれば、幸いです。
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春のケヤキの様子 その4
- 2011年4月13日 09:58
- 花
今朝、ゴミ出しに行った帰り、階段に落ちていた桜の吹き溜まりを
見ていたら、その中にケヤキの短い枝が落ちていました。
まだ落ちてそんなには時間が経っていなかった5センチ程の
綺麗なものを拾って、早速撮影しました↓
(それぞれの写真内をクリックすると大きい画面に変わります。)
写真の上の方から5枚めの葉の脇には葯が飛び出た後の雄花、
6枚目の葉の脇にはまだ葯が出る前の雄花、
そして、7、8枚目の葉の脇に雌花が付いていました。
葯が開出した雄花のアップ↓
開出した雄花(画面左上)と開出前の雄花(真ん中)↓
桜が満開で人々が花見をする頃、ケヤキの花はただひっそりと
でも地道に咲いているんですね・・。
私もケヤキに囲まれて生活しているのに、ケヤキの花に興味を持った
のは、去年からでした^^;;
高木なので、なかなか見ることが少ない花ですが、足元に落ちている
1本の小枝からも花の便りが聞けそうですね^^。
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春のケヤキの様子 その3
- 2011年4月11日 21:49
- 花
きょうは花吹雪舞う一日でした。
窓から見えるケヤキは日ごとに新緑が増しています。
雌花の撮影があきらめきれず、ついに撮影に成功しました^^v
まずは枝の様子から↓
(それぞれの写真内をクリックすると大きい画面に変わります。)
雌雄同株で、若枝の分かれる元の方には雄花(雄しべだけがある花)
が多く、数個かたまって付いています。
そして、その先端の方には雌花(雌しべだけがある花)、または、
両性花(一つの花に雌しべがと雄しべがある花)が1~3個ずつ
付いているようです。
枝先↓
葉の脇に先が二つに割れた白いのが見えますか?
これが雌花です。
緑で丸っこく見えているのは先回紹介した雄花です。
ケヤキの雄花は直径2.5ミリ程で小さく地味な花です。
雌花は雄花よりもっと小さい花でした^^;
アップすると↓
露出した白い柱頭は2つに割れて、毛が密に生えていました。
両性花もありました↓
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春のケヤキの様子 その2
- 2011年4月 5日 19:05
- 木
きょうは暖かく穏やかな日和で、マンションの桜も見頃でした。
アカシガタという大きな椿の花の蜜をヒヨドリが吸っていました。
目を移すと、ケヤキの木も日ごとに色を変え、赤っぽい色から褐色、
今は黄色っぽくなって、新しい葉も出てきたようです。↓
(それぞれの写真内をクリックすると大きい画面に変わります。)
足元に目をやると、2~3日前からケヤキの花が落ちています。
拾ったら、枝先に付いていたものらしい。
2~4.5センチくらいの大きさで、何十個と落ちています。
風で落ちたのか?よくわかりません。
葉も開いたのもありました。↓
どうやら雄花のようです。
雄しべが見えますが、まだ葯を開いて花粉は出ていないようです。↓
アップで↓
こんなのも・・
雄しべが葯を開いて花粉を出すところや雌花も是非見たいものですが、
いかんせん、高木なのでもはやここまでか?(w_-;) ウゥ・・
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ヤマウグイスカグラ
- 2011年4月 1日 10:36
- 花
きのうは不安定なお天気でしたが、きょうは風もなく、
穏やかな日和です。
今朝、カーマインレッドも鮮やかな八重咲きチューリップが
ベランダで咲きました。
薄いピンクのネメシアも盛りです。
青紫のムスカリにハナアブがよく来ています。
そういえば、今年はまだウグイスの声を聞いていません。
きょうは「ヤマウグイスカグラ」をお届けします。
「山鴬神楽」と書きます。
きょうは「ヤマウグイスカグラ」をお届けします。
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二つずつ付いている花が多いようです。
漏斗型の花は長さ1~1.5センチ程、花びらの先は5裂しています。
真ん中に雌しべ1個、周りに5個の雄しべがあります。
高さ2メートル程の落葉低木で、北海道南部~九州の丘陵地から
山地の林に生えます。
樹皮は灰褐色です。
花びらや花の柄に毛があり、向き合った葉にやや長めの細かい毛が
生えています。
山は平地に比べ気候が厳しいので、寒さなどしのぐよう、
毛で覆われているのでしょうかね・・。
ちなみに花や葉、実に毛がないのがウグイスカグラのようです。
ブログ内関連記事→ ウグイスカグラの花
スイカズラ科の植物です。
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