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2010年12月 Archive
室内のヘリオトロープ
- 2010年12月27日 20:04
- その他
皆様、きのうの女子フィギュアスケートご覧になりましたか?
私も引き込まれて観ました。
1位の安藤選手、完璧な演技、すごかったですね~、
浅田選手と村上選手も堂々2位と3位に入り、1~3位までなんと
地元名古屋勢が占め、二重にうれしいです^^v
さて、きょうは浅田選手がフリー演技の時に着ていたコスチュームの
色と偶然同じ色だった室内のヘリオトロープをお届けします^^。
11月に室内に入れたヘリオトロープにまた花が付きました。
(それぞれの写真内をクリックすると大きい画面に変わります。)
今でも花が付いています。
室内で咲いた花は、9月に戸外で咲いていた時より、色が薄いです。
そして、花びらもふんわりゆったりと広がって咲いています。
葉も緑色より黄緑色になっています。
やはり戸外と室内の環境の差でしょうね。
よかったら過去記事を参照してください→ヘリオトロープ
これでfab2010年最後の更新とさせていただきます。
今年も私の拙い文章や写真におつきあい下さり、
どうもありがとうございましたm(_ _)m。
それでは皆様、良いお年をお迎えください。
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モミの木
- 2010年12月24日 08:55
- 木
きょうはクリスマス・イヴですね。
あちこちのイルミネーションも綺麗でしょうね・・。
今年の我が家はクリスマスツリーもとうとう出さず終い・・(泣)
でも皆さんは思いっきり楽しんでくださいね。
♪O Tannenbaum, O Tannenbaum~~♪
この歌は、「もみの木」という私の好きな曲です。
が、この部分しか口ずさめません~~(・_.)/ コケッ。
もともとドイツ民謡だそうです→もみの木 歌詞
さて、クリスマスツリーというと「モミ」を思い浮かべますが、
ヨーロッパで一般に使われるのは「ドイツトウヒ」で、
日本でモミと呼ばれてツリーに使われているのは、
ほとんどがドイツトウヒだそうです^^;
きょうは「モミの木」をお届けします。
「樅の木」と書きます。
山の森や林に生え、まっすぐな幹に枝を伸ばして
円錐形の樹形を作ります。
(それぞれの写真内をクリックすると大きい画面に変わります。)
樹皮はこのように↓鱗片状になって剥がれ落ちます。(若い木ほど平滑)
日本特産で、よく純林を形成し、ツガと混生して林をつくる
ことも多いそうです。
公園樹、庭園樹、社寺林にも使われます。
常緑高木で、高さは20~30メートル程になる大木になりますが、
樹齢は短く150~200年程で、大気汚染に弱いそうです。
本州~九州に分布します。
マツ科の植物です。
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ユズ
- 2010年12月22日 10:08
- 木の実
朝、小雨が降っていましたが、今は曇りになりました。
窓から見える景色がすっかり替わりました。
冬に向かって葉を落としたケヤキとアベマキの枝ぶりがくっきり見えます。
ケヤキはどの枝も空に向かって枝を伸ばしています。
アベマキは上に向かう枝の他、ななめ下に枝を伸ばしている
のもあります。
さて、きょうは冬至ですね。
皆様のお家ではユズ湯をたてますか?
それともカボチャを食べますか?
私もきょうはユズ湯をたてるつもりです。
ということで、「ユズ」をお届けしましょう^^;
「柚子」と書きます。
実は直径4~8センチ程で、表面はでこぼこがあり、淡黄色に熟します。
また、酸味は強く、香りも高いです。↓
(それぞれの写真内をクリックすると大きい画面に変わります。)
・・・
枝に刺があります↓
葉の柄に翼があります↓
原産国は中国です。
日本では東北以南で広く栽培(主産地は四国地方)されていて、
生産、消費ともに日本が最大だそうです。
柑橘系の調味料の代表格ですね。
削いだ皮を汁物に入れたり、細く切って煮物に添えたり、
ジャムを作ったり、柚子茶にしたりしますね。
ユズは、柑橘類の中では耐寒性が強く、寒い所でも自生できる
数少ない種だそうです。
ミカン科の植物です。
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ユッカ
- 2010年12月19日 14:41
- 花
2日ほど前、マンションのケヤキの上でギーッという声がしました。
コゲラでした。木は葉を落としているので、バッチリ見えました^^v
ここ数年来、寒くなるといつも姿を見ます。
さて、きょうは「ユッカ」をお届けします。
ユッカといえば・・
私が出た中学校の通用門の横にユッカが何本もありました。
「君が代蘭」とも言われるユッカは美術の写生の時間に描いた
覚えがあります^^;
剣のようなシャープな葉が、未来に向かって元気に力強く伸びていく
若者にたとえられたのでしょうか?・・、
園芸店では「青年の樹」として販売されています。
昔から庭木としても植えられていたユッカは、元来は海浜植物です。
植物園の温室の前にも植えられていました↓
(それぞれの写真内をクリックすると大きい画面に変わります。)
高さは1~2メートル程。
濃緑色から灰緑色の葉は先端が剣のように鋭く、硬いです。
花は薄くクリーム色がかった白で、スズランのように釣鐘状の
下を向いた花が咲きます。
葉の上に落ちていた花を調べたら、花びら6枚、雌しべ1本、
雄しべ6本でした。
北アメリカ西南部原産です。
ユリ科の植物です。
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ハマギク
- 2010年12月16日 14:40
- 花
こちらは、どんよりとしたお天気です。
クリスマスまであと1週間ほどですが、今年は全然その気になれません。
さて、きょうもキクをお届けします・・「ハマギク」です。
「浜菊」と書き、名のとおり、茨城県~青森県の太平洋側岸の浜に
生える菊です。
白いハマギクには海崖の岩肌に青い空がバックだと最高ではないかと
思うのですが、 今回は残念ながら植物園で撮った写真でお許しを^^;
ハマギクは日本の固有種で、その可憐さ、美しさが愛でられ、
江戸時代から栽培されていたそうです。
(それぞれの写真内をクリックすると大きい画面に変わります。)
茎の下のほうは木質化して越冬し、春にその先から新しい茎を
伸ばします。
へら型でやや厚く艶がある葉は、葉柄がありません。
そして縁にギザギザがある葉が互い違いに段々に付くのが特徴です。
キク科の植物です。
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キバナノジギク
- 2010年12月14日 18:19
- 花
きょうは暖かいとの天気予報だったので、ダウンコートをやめて
ウールの背抜きのコートを着て出かけたら、結構、風があって
寒かったです(~-~;)。
さて、きょうは、晩秋から初冬にかけて咲く「キバナノジギク」
をお届けします。
「黄花野路菊」と書きます。
野路菊は栽培菊の原種で、その黄花種を指します。
兵庫県以西の本州~九州の海岸に生えます。
この写真は植物園で撮りました↓
(それぞれの写真内をクリックすると大きい画面に変わります。)
名前は野路なのに海岸に咲くそうです。
葉裏は白っぽいです↓
キク科の植物です。
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リュウノウギク
- 2010年12月12日 09:47
- 花
穏やかないいお天気になりました。
きょうは葉がいい香りがする「リュウノウギク」をお届けします。
「竜脳菊」と書きます。
竜脳とは、フタバガキ科のリュウノウジュの樹脂からとる香料のことで、
その香りがする菊ということで名付けられたそうです。
リュウノウギクには竜脳の主成分の他に樟脳も含まれているそうで、
実際、葉を揉んだら確かに樟脳のいい香りがしましたよ^^v
遅めに咲く野菊で、10月下旬頃に蕾ができ、満開になるのは11月中旬
以降のようです。12月になっても咲いています。
丘陵地や山地の崖とか、日当たりの良い林の縁に、群がって咲いています。
私の近くでは植物園以外、伊吹山のような石灰岩地にも生えているそうです。
(それぞれの写真内をクリックすると大きい画面に変わります。)
直径3センチ程の白い花びらで、真ん中が黄色の花です。
でも中に淡紅色のもありました。
咲いてだいぶ時間が経ったものでしょうか?
灰白色で密生した毛がある茎は、花の大きさの割りに細めです。
多少、立ち上がってはいますが、這うようにも見えます。
葉は互い違いに付いていて、ひとつの葉の形は3裂しているものが多く、
縁にはゆるいギザギザがあります。
いわゆる菊の葉の形をしています。
葉を触るとビロードのような柔らかな心地よい感じがします。
表面は緑色で毛があって艶消し、裏面は短い毛が密生して白っぽく
なっています。
福島県、新潟県以西から山口県東部までの本州、四国、九州は宮崎県に
分布するそうです。
キク科の植物です。
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タブノキの紋様
- 2010年12月 8日 11:19
- その他
随分お休みしてしまいました・・。
マンションのケヤキやサクラもすっかり落葉して寂しくなりました。
そして、夜はクリスマスのイルミネーションが目立つ季節となりました。
さて、きょうは常緑高木のタブノキ「椨の木」を紹介します。
といっても、きょうは紋様が面白かったので・・、
説明は簡単にさせていただきます。
別名イヌクス、タマクスとも言われ、クスノキ科の植物です。
東北地方~沖縄の森林や海岸近くに分布します。
以下の写真は植物園で撮ったものです。
上の部分をズームして・・↓
(それぞれの写真内をクリックすると大きい画面に変わります。)
位置を替えて頭上を仰いだら・・↓
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