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2009年11月 Archive
キダチコンギク
- 2009年11月28日 10:18
- 花
ここんとこいろいろあって・・気がつけば、各地の菊花展等も
終わってしまったようですね^^;
実家の庭には、白に少しピンク色がかかった菊が一群れ、
しどけない風情で咲いていますが・・。
きょうは北米原産の帰化植物である「キダチコンギク」をお届けします。
「木立紺菊」と書きます。
里山にありました。
(それぞれの写真内をクリックすると大きい画面に変わります。)
茎が、よく枝分かれし、たくさんの花を付けます。
葉は細長いです。
茎の下部は木質化します。だから「キダチ(木立)」。
花の中心部は最初は黄色ですが、だんだん赤紫色がかってきます。
朝鮮戦争の頃に北九州で最初に発見されたそうで、
本州(関東以西)~九州に分布します。
キク科の植物です。
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ツルアリドオシの実
- 2009年11月26日 11:53
- 草の実
また、また、長らくのご無沙汰でした・・。
街路樹の紅葉が綺麗ですね・・。
街の電飾も華麗です。
ベランダで凍えていたアイスバーグの蕾、2~3日前に切って
部屋に入れたら、きょう、いい香りを放ちながら咲いてくれました。
さて、11月の林の中を歩いていたら、小さな赤い実を見つけました。
「ツルアリドオシ」の実でした。
きょうはこの「ツルアリドオシの実」をお届けします。
ツルアリドオシの別名は「一両」と言います。
ちなみに別名の十両は(ヤブコウジ)のこと、百両は(カラタチバナ)
のことで、千両、万両はそのままセンリョウ、マンリョウです。
(それぞれの写真内をクリックすると大きい画面に変わります。)
花は二つ対で咲くのですが、実は合体して一つになるそうです。
花は過去記事からどうぞ→ツルアリドオシ
二つの花の痕(穴)が見られますか?↓
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ヤブムラサキ
- 2009年11月18日 09:16
- 木の実
きのうと同じ林の中で、ムラサキシキブに似ているのだけれど、
葉の色や感触、実の付き方がちょっと違う木を見つけました。
「ヤブムラサキ」でした。
きょうはその「ヤブムラサキ」をお届けします。
「藪紫」と書きます。
紫色の美しい実は、葉の裏に隠れて目立ちにくい。
なので、ムラサキシキブに比べて劣る意味で、ヤブムラサキと
名付けられたようです。
(それぞれの写真内をクリックすると大きい画面に変わります。)
高さは2~3メートル程。
葉は先が尾状になり、向かい合って付いています。
長さは6~12センチ程で、縁にはギザギザがありますが、
葉の付け根のあたりには、ギザギザがほとんどありません。
葉裏の写真を撮ってみました↓
中途半端なアップで、写真ではよくわかりませんが・・^^;;
葉表にも柔らかくて短い毛が多いのですが、葉裏にも毛がいっぱいあり、
触ると、ホント、ビロードみたい!
さて、実ですが、葉陰に控えめに付いています。
が、実の大きさはムラサキシキブの実より大きく、5~6ミリ程でした。
ガクにも毛が密生していました。
宮城県以南、四国、九州の林内に分布する落葉する低木です。
クマツヅラ科の植物です。
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ムラサキシキブ
- 2009年11月17日 13:21
- 木の実
冷たい雨に、紅葉した葉も少し寒そう・・。
きょうは「ムラサキシキブ」をお届けします。
「紫式部」と書きます。
紫色の実の清楚な美しさを平安時代の「紫式部」にたとえて
名付けられました。
(それぞれの写真内をクリックすると大きい画面に変わります。)
高さ3メートル程の落葉低木です。
葉は向かい合って付き、先が尾状になっています。
葉の縁には細かいギザギザがあります。
美しい紫の実は丸くて径3ミリ程で、実のつき方はややまばらです。
北海道~九州、琉球列島の山野に分布しています。
クマツヅラ科の植物です。
(注)一般に「ムラサキシキブ」と称して流通し、庭木によく
植えられるのは「コムラサキ (小紫)」が多いようです。
コムラサキの場合、枝が下垂し、葉が小さく、縁にギザギザがある
のは先の方、半分だけです。そして、実が沢山付きます。
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ヤクシソウ
- 2009年11月12日 10:03
- 花
雨上がり、家の窓から遠くに目をやると、猿投山がくっきり・・。
その後ろに見えるのは御岳かな?そのまた後ろの方には冠雪した
ような山並みがうっすら見えます。
気持ちのいい朝です^^v
さて、先日、猿投山に行く道を歩いていた時、やや崩壊しかかった
法面に、黄色の花がしなだれたように咲き、他の植物に寄りかかって
いるように見えました。
近づくと、「ヤクシソウ」でした。
きょうは「ヤクシソウ」をお届けします。
「薬師草」 と書きます。
病気を除く薬師如来信仰の草ということで、民間療法にも
使われるそうです。また、葉の形が仏像の光背に似ているから・・
とも言われています。
(それぞれの写真内をクリックすると大きい画面に変わります。)
葉は茎を抱いています。
葉は互い違いに付いて、縁には浅いギザギザがあります。
花は1.5センチ程でした。
草丈は1メートル程でした。
北海道~九州の山野に生えます。
キク科の植物です。
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マメガキ
- 2009年11月 9日 11:05
- 木の実
いろいろ忙しく、長くお休みしてしまいました^^;
土曜日にやっと2時間弱の暇を縫って、猿投山に
行ってくることができました。
行く途中で「マメガキ」に実が付いているのを見つけたので、
きょうは、「マメガキ」をお届けします。
「豆柿」と書きます。
文字どおり、豆のような小さな柿でした。
実の大きさは2センチ程。
街中にある某小学校に植えられていました。
かなり高さのある木で、電線よりも高く、カメラに収まらず・・^^;
(それぞれの写真内をクリックすると大きい画面に変わります。)
柿渋を採るために信濃地方で多く栽培されたことから、
シナノガキとも呼ばれるそうです。
また、ブドウガキとも呼ばれるそうですが・・?
↓このようにブドウの房のようにも見えるからかな~?
中国原産で、古い時代に渡来したそうです。
葉は互い違いについていおり、裏は白っぽいです↓
実は熟すと黄色になり、霜があたると黒紫色になります。
落葉高木で、雌雄異株だそうです。
カキノキ科の植物です。
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ツチイナゴ
- 2009年11月 1日 13:58
- その他
きょうは午前中はいいお天気でしたが、先ほどから今にも
降り出しそうな気配に・・。
ありゃ、とうとう降り出してきました(>_<)
さて、先日、里山の草叢の中から大きめの茶色のバッタが・・。
最初、クルマバッタモドキかな?と思ったのですが、調べてみたら、
どうやらツチイナゴの成虫(♀)のようです。
(それぞれの写真内をクリックすると大きい画面に変わります。)
「こんにちは~。」
「あなたはどなた?」
大きさは5センチ程でした。
トレードマークの涙目、体もやや毛深いです。
本州以南に分布し、成虫で越冬するそうです。
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