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2009年10月 Archive
ツタウルシ
- 2009年10月27日 07:48
- 木
今朝は雨も上がり、猿投山が姿を見せてくれました^^v
風もややあり、風に舞って落ちた赤い桜の葉が綺麗です。
さて、先日、里山を歩いていたら、遠くに紅葉が見えました。
何の紅葉だろうと近づいていくと・・
「ツタウルシ」が木に巻きついていたのでした。
(それぞれの写真内をクリックすると大きい画面に変わります。)
北海道~九州に分布する落葉のつる植物です。
下からアップで・・。
葉は3枚の小さい葉がひとつになるのが特徴です。
気根を出して他の木の幹をよじ登ります。
とても美しい紅葉ですが、かぶれるので要注意。
ウルシ科の植物です。
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ケヤマウコギ
- 2009年10月25日 09:33
- 木の実
先日、きのこの観察会に出かけ、きのこを探している時に偶然
見つけた黒い実、きょうはこの「ケヤマウコギ」を紹介します。
「毛山五加木」と書きます。
葉に毛が多く、山にあるウコギなので名付けられました。
茎に刺があり、その幅が広くて大きいため、別名オニウコギとも
呼ばれるそうです。
(それぞれの写真内をクリックすると大きい画面に変わります。)
これは高さ1.5メートル程でしたが、3メートル程になる落葉の低木です。
葉の両面、特に裏面に細かい毛が多く、ざらついていました。
球形の実は直径2~3センチ程でした。
葉は掌を開いたような形で5枚でひとつの葉からなり、長い柄があり、
葉の縁にはギザギザがあります。
茎に扁平な刺がまばらに生えるそうですが、写真↓右上のがそうかな?
北海道~九州の山地の林内に生えるそうです。
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サワフタギ
午前中何だかずーっとPCの調子が悪く、ブログのアップをあきらめて
外出し、夕方、車を運転していたら小雨が降ってきました。
先ほどPCをあけたら復旧していたので、あ~、よかった!
全く、胸つぶれる思いで「ムネフタギ」でした^^;;
という訳で?きょうは、今から「サワフタギ」をお届けしますね。
「沢蓋木」と書きます。
沢に蓋をするように育つので、名付けられました。
北海道~九州のやや湿った林に分布する落葉低木です。
(それぞれの写真内をクリックすると大きい画面に変わります。)
高さは1.2メートル程でした。
葉は艶がなく、毛があり、縁には、ギザギザがあります。
実は美しい瑠璃色ですが、虫喰いのも多数あり、綺麗な実が
少なかったようです^^;
ハイノキ科の植物です。
5月に咲く白い花をアップしそこなったので、
合わせて載せておきます↓
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カマツカの実
- 2009年10月20日 11:48
- 木の実
きのうベランダの紫蘇の穂をしごいて、初めて、
紫蘇の実の塩漬けを作りました。
結構、私にとっては重労働でした^^;;
50グラム採れたのですが、少し塩気がきつかったようです。
でも、まっ、いいか~でビンに詰め冷蔵庫へ・・。
さて、きょうは白い花もさることながら、赤い実も素敵な
「カマツカ」をお届けします。
「鎌柄」と書きます。
材が硬くて折れにくいので、鎌の柄に使われたことから
名付けられました。
ウシコロシという別名もありますが、牛が枝の間に角を入れると、
抜くことができなくなるほど、この枝が強靱であることから・・
だそうです。
(それぞれの写真内をクリックすると大きい画面に変わります。)
本州~九州の山地に生える落葉樹で、高さは1.5~5メートル程です。
2.5センチ程の柄がある実は、1~5つ程いっしょに
ぶら下がっていました。
赤く可愛い実の大きさは7~9ミリ程で、楕円形です。
実の先端にはガクの名残があります。
食べたら、淡い甘みがありました^^。
バラ科の植物です。
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コメナモミ
- 2009年10月15日 14:56
- 花
マンションのケヤキにカラスが巣を作っています。
今朝も大きな声で鳴いてから、あわただしく飛び去っていきました。
きょうは、センダングサに似ている「コメナモミ」を紹介します。
メナモミに似て、やや小さいことから名付けられました。
各地の山野の荒地や道端に生えています。
(それぞれの写真内をクリックすると大きい画面に変わります。)
高さは30~100センチ程です。
うっすらと毛がはえた茎は、しばしば紫褐色を帯びることも多いです。
葉は長さ5~10センチ程の卵円形で、先はとがっています。
そして、向かい合って付いています。
また、3本の葉脈が目立ち、縁のギザギザはちょっと不規則です。
周辺部に小さな花びらに見える花の先は3つに裂けています。
そして、中央部には管状にみえる花があります。
黄色の花の部分を取り囲んでプツプツの緑色の部分があります。
これを腺毛というそうです。
腺毛から出る粘液で、くっつきむしになるそうです。
キク科の植物です。
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ネナシカズラ
- 2009年10月12日 12:54
- 花
今朝早く、モズの高鳴きに誘われて、ベランダに出たら、
有明の月が見えました。
それから玄関に出たら、なんと昨夜の間に、月下美人が一輪
咲き終えたようで、脱力した姿を秋の風に晒していました。
ごめんね、気づいてあげられなくって・・。
さて、先日、林の縁を歩いていたら、あ、草叢の中に白い花が・・。
「ネナシカズラ」です。きょうは、この「ネナスカズラ」をお届けします。
(それぞれの写真内をクリックすると大きい画面に変わります。)
「根無葛」と書きます。
そのまま、根のない つる草(葛)という意味です。
葉も退化し、ありません。
各地の日当たりのよい野山や荒地の藪に見られる、つる性の
寄生植物です。
宿主にまといつくと、寄生根を出して栄養を吸い取り、そこから
根が枯れていくそうです。
茎が太く淡緑色で褐色の斑点があります。
花びらは5つに裂けています。
ヒルガオ科の植物です。
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アシグロツユムシ
- 2009年10月 8日 08:12
- その他
明け方、こちら、東海地方は台風18号に直撃されました。
皆様のところは大丈夫でしょうか?
午前5時頃、窓がうなり尋常でない様子なので、起きたところ、
TVが知多半島に上陸したと知らせました。
はめ殺しの窓から外を見ると、強い風にケヤキが右に左に激しく揺れ、
雨も横殴りにたたきつけていました。
時間とともに夜が明けてきて、風雨も弱まってきました。
今は雨が上がりました。
ケヤキも無事だったようでホッとしています。
さて、きょうは「アシグロツユムシ」を紹介します。
(それぞれの写真内をクリックすると大きい画面に変わります。)
スズカアザミを撮っていたら、あっ、見~つけたっ!
ギザギザの葉っぱの上に何やらツユムシのようなものを!
あはは~~、なんだかくたびれたの?
足をだらーっと伸ばしているような格好をして・・。
いや、見つからないように葉の形に添わせているのかな?
そんなに見つめちゃ、いや~ん!
ごめんね、アシグロツユムシさんm(_ _)m
だって、あなたのそのナイス バディ、
その小顔に、黒くて丸いつぶらな瞳に吸い込まれ、つい・・(^^;)
足も長いけど、その足よりも長~い触角を持っています。
触角は黒っぽく、ところどころ白くなっているのも特徴だそうです。
脚が黒褐色をしているので、名付けられました。
山地に多いツユムシのようです。
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ミドリヒョウモン
- 2009年10月 6日 08:31
- その他
雨の合間にモズが高鳴きしています。
先回載せたスズカアザミに、ミドリヒョウモン(緑彪紋)が来たので、
きょうは「ミドリヒョウモン」蝶をお届けします。
最初、ツマグロヒョウモンかな?と思ったのですが、なんだか
オレンジ色が少し違うような?ともかく写真を撮って、
帰宅して調べたら、どうやらミドリヒョウモンのようでした。
初めてミドリヒョウモンをみましたよ(*^^)v
(それぞれの写真内をクリックすると大きい画面に変わります。)
うふふ、もろ、先回の2枚目の写真と同じ花の所でしょ(*^-゜)v
↑今度は違う場所にあったスズカアザミですが、なぜか また、
一頭のミドリヒョウモンが来ましたよ(^_-)-☆
ひらひら、ひらひら飛ぶので?なかなかうまく撮れません(^^;)
スズカアザミとキンミズヒキの花や実の間を見えつ、隠れつ・・。
アップで・・。
あ、この子は♂ですね。
長いこと飛んで、百戦錬磨したのか?翅もボロボロになりかけています。
がんばれぇ~♪
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スズカアザミ
- 2009年10月 4日 12:29
- 花
きのうは十五夜、お月見はできましたか?
そして、きょうはなんと満月なんですね~^^;
きょうもお月様が見られるといいですね~^^。
月の光は美しい・・。
私は「月の光」というと♪月の光に~ 花も草も~ 夢を追いつつ
うなじ垂れぬ~ 声をば潜めて 枝はさやぐ ね~むれ
ね~むれぇねむれ わぁが子よ~♪ という歌を思い出します^^。
さて、きょうは「スズカアザミ」をお届けします。
「鈴鹿薊」と書きます。
最初に鈴鹿で発見されたので、鈴鹿薊というらしい^^;
(それぞれの写真内をクリックすると大きい画面に変わります。)
高さは1~1.5メートル程、長い茎の先に上向きに花が付いていました。
蕾もそこここにいくつか付いています。
開いた花の色は淡紫色です。
上の方の葉は細長く、刺があります。
下の方の葉は羽状に裂けていて、針のように尖った刺があります。
静岡~滋賀県東部に分布しています。
我が東海地方の日当たりの良い山野では、秋に普通に見られるアザミ
のようです。
キク科の植物です。
おまけ:ホソヒラタアブがやってきました。
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アオジソ
- 2009年10月 2日 11:02
- 花
きょうはベランダのプランターにある「アオジソ」をお届けします。
雨が降っているので、写真が暗くてごめんなさい。
(それぞれの写真内をクリックすると大きい画面に変わります。)
紫蘇の古名は野良荏(のらえ)と言うそうです。
何か素朴で楚々とした風情の名前ですね。
ヒマラヤ、ビルマ、中国の原産で、日本には大昔に中国から
伝わってきたようです。
5月に蒔いたアオジソには、この夏、大変お世話になりました^^。
最初、「オオバ」という別名どおり、大きな葉がいっぱい付きました。
手巻き寿司やお刺身のツマ、天ぷら、紫蘇ジュースや料理にと、
大活躍してくれました。
今は葉は小さくなりましたが、もう花が咲き、ホロホロと
散りかけているのもあります。
小さな可愛い白い花で、シベは赤紫です。
ヒラタアブがよく訪れています。
実はそのプチプチした食感と独特の風味があるので、大好きです。
ナントカ園の梅干茶漬けにも入っていますね^^。
シソ科の植物です。
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